世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井 誠です。今日も皆さんと御一緒に聖書を開いてまいりましょう。
今日はテモテへの手紙第一 6章6節から8節です。
「満ち足りる心を伴う敬けんこそ、大きな利益を受ける道です。私たちは何一つこの世に持って来なかったし、また何一つ持って出ることもできません。 衣食があれば、それで満足すべきです。」
「満ち足りる心を伴う敬虔」、敬虔な外見と共にその内側に満ち足りた心がある、これはとても大事なことです。しかし多くの場合、私たちの現実はそうではないことが多いのです。外見は敬虔そうで立派に見えても心の内側には争いや苦々しさ、不安や叫びに満ちていることがあります。
なぜそんな裏表が出来てしまうのでしょうか。それは敬虔とは無関係なもの、神ではなくこの世の世俗的なものに心の満たしを求めて生きているからではないでしょうか。
例えば私たちは大きな満足というのはこの世の富を所有することで得られると考えがちです。しかし本当にそうでしょうか。富はパウロが言うように、永遠には所有できないものです。死んでこの地上を去る時には全て後継者に譲っていかなくてはなりません。一時的なものです。しかも富は私たちの外見を華やかに飾り立てますが、往々にして私たちの心を貪欲にし、浅ましくしてしまうものですねえ。こうして世俗的なものを求めていく時に外見と内側の矛盾が生じていくのです。
裏表のない敬虔さは目に見えない神を求め、神によって心満たされて生きる所に生じます。パウロは言いました。「私は、どんな境遇にあっても満ち足りることを学びました。」(ピリピ人への手紙4章11節) あればあるなりに、無ければ無いなりに、神にあって満ち足りた心で生きることができる。そんな人生の秘訣を聖書は教えてくれます。
ぜひ聖書を読み、神に心満たされる人生に導かれていただきたいと思います。
( PBA制作「世の光」2007.10.04放送でのお話しより)
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