♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■禁止事項 / 関根弘興

2024年05月25日 | Weblog

2024/02/10放送

 「世の光」の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。今週は聖書の創世記の中から、人間とはどのような存在なのか、ということをご一緒に考えてきました。

 神様は人を大地の塵によって造られ、エデンの園に住まわせました。神様は、人を深く眠らせて、彼のあばら骨の一つを取り、一人の女をお造りになりました。エバです。アダムとエバはエデンの園で暮らすことになりました。エデンの園は不自由のない潤いに満ちた場所でした。

 しかし神様は二人にこう命じたのです。「あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは取って食べてはならない。それを取って食べるとき、あなたは必ず死ぬ」と。これは一体どういうことなのでしょう。
 それは、善悪の絶対的な基準は神様の領域にあるのだ、ということをはっきりと示すために、神様は善悪の知識の木を園の中央に置かれたわけです。
 要するに、神様は人の領域と神様の領域とをきちんと区別なさったわけです。人が勝手に神様の領域に手を伸ばしていくなら、結局自分の本来の存在価値を見失い、自らを滅びへと招くことになるのだと言われた訳です。
 神様ははっきりとした意図を持って善悪を知る木の実を園の中央に置かれたわけです。そしてはっきりと「それを取って食べると死ぬ」と警告なさいました。

 でも、こうした箇所を読んで、「なんで神様はそんな木を中央に置いたのか。置いた神様が悪い!」なんて言い出す人もいるんです。
 でも例えば、あなたがお子さんと道を歩いている時、警告するでしょう? 「絶対、道に飛び出しては行けませんよ!」と。そのときに子どもが、「どうして道なんかあるんだよー。こんなもの作らなければいいのにー。作った人が悪い!」と言ったらおかしな話ですねえ。
 また、高圧電線が通っている場所に「立ち入り禁止」の札が掛けられています。「どうして電気なんか流すんだよー。電気なんて流す人が悪い!」「僕は高圧電線に触ったってへっちゃらだ!」と言って立ち入り禁止区域に入ったらどうなるでしょうか。大変なことです。
 「なんで神様はそんな木を置いたのか!」と言うのは、「なんで道なんか作ったのさあ。作った方が悪い!」と言っている子どもと同じ発想なんですね。

 神様は、私たちが許される領域と、神様にお任せすべきものとをきちんと区別することが大切なのですよ、と示されたのです。しかしこの領域をなんとか侵し、神様に背を向けさせようとする誘惑者が近づいてきたのです。その誘惑こそ人を滅びへと向かわせるものとなっていくのです。


 ( PBA制作「世の光」 2024.2.10放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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