♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■真理とは何か? / 関根弘興

2021年04月13日 | Weblog

2020/10/20放送
 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 イエス様は捕らえられ、ユダヤ議会から死刑の宣告を受けました。宗教指導者たちがイエス様を憎んでいたのは、イエス様がご自分を神の子・救い主であると言い、神を冒涜している、と判断したからでした。

 当時ユダヤはローマ帝国の属国でしたから、ユダヤ人たちは自分たちで死刑を行う権限を持っていませんでした。しかし宗教的な事に関しては自分たちで裁判を行い、石打ちで死刑執行する権利が与えられていたのです。ところが彼らはイエス様を石打ちにせず、わざわざローマ総督ピラトのもとに連れて行きました。イエスはローマ政府が死刑にすべき罪を犯した、と言い張ったのです。

 彼らは、ただ石で打ち殺すだけでは気が済まない、もっとむごたらしい十字架刑がいい、と思ったのでしょう。イエスを十字架につければ神に呪われた者ということになって、イエスに従う者など誰もいなくなるだろう、そう考えたのかもしれません。ともかく彼らはイエス様を石打ちにするのではなく、十字架につけることを望んだのです。

 さて総督ピラトがユダヤ人から無理やりイエス様を押し付けられたわけですが、ローマ法に照らし合わせて判断しても、十字架につけるだけの罪を見いだすことができませんでした。

 イエス様はピラトにこう言われました。「わたしが王であることはあなたの言う通りです。わたしは真理について証しするために生まれ、そのために世に来ました。真理に属する者は皆、わたしの声に聞き従います。」このように言われたのです。

 するとピラトは「真理とは何なのか」と尋ねたのです。ピラトはイエス様のことばに戸惑いを覚えたことでしょう。彼の頭には国を進展させるためには絶大な軍事力と経済力と指導力が必要だという事しかなかったからです。

 ピラトはイエス様の真理の中身を聞こうとはしませんでした。「真理とは何か」とわざわざ取りながら、イエス様の答えを待たずに外に出て行ってしまったのです。このまま真理について話を聞き続けたら、それに対してどういう態度をとるか決断を迫られるのではないか、と無意識に恐れていたのかもしれません。しかしもし彼がイエス様の前にとどまり真面目に真理の意味を理解しようとしたなら、目の前にいる方こそ真理なる方であることを知ることができたでしょう。

      (PBA制作「世の光」2020.10.20放送でのお話しより)
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