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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■良い地に蒔かれた種② / 大嶋重徳

2025年05月06日 | Weblog

2025/1/28放送

 「世の光」の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。
 私の担当する今週は聖書のルカ福音書8章から、種まきのたとえを通して、聞くことについて学んでいます。
 イエス様は間違った神のことばの聞き方について語られました。蒔かれた種とは神のことば・聖書のことばを意味します。そして、それを受け入れる土地は私たちの心です。

 一つ目の間違った聞き方は、道端のような聞き方です。道端にある種は人に踏みつけられやすく、鳥にすぐに持っていかれてしまいます。聖書のことばをほったらかしにする聞き方です。このラジオのメッセージもぼんやりと聞く。他の事を考えていることだってあるでしょう。手元に聖書のことばは届いている。しかし放送が終わると、さーっと聖書のことばはどこかへ持ち去られてしまっている。一瞬だけ心にぐさっと示されても生き方は変わらない。悪魔にひょいっといつも神のことばを持ち去られてしまう聞き方です。

 二つめの間違った聞き方は、岩のような心で聞く聞き方です。岩の上にも薄い土があります。一旦、心の内側には神のことばが入ってきます。しかしその心の中には堅い岩盤が隠れている。自分の頑なな価値観、強いこだわり。最初は「本当にそうだ・・・」と聞くのです。ある程度までは都合よく聞きます。「いいですねえ、自分に語られているようです」と思う。しかし自分の岩地のような心がやっぱりあって、自分の都合の悪い部分に触れるところは聞きません。
 私たちには堅い岩地のような、聖書のことばを拒む心があります。子どもの頃はもっと素直に聞けていたかもしれない。しかし人生の傷が神のことばを信じ切ることに不安を覚える。そして聖書のことばは心の奥深くに根を張ることが出来ません。

 今日あなたの心は、人が堅く踏みしめた道端のような心でしょうか。あるいは岩地のような心でしょうか。自分の中にある岩地とは何だろうかと考えて頂きたいと思います。
 そうすると堅く踏みしめた道や岩地のようになっている心をほぐそうと神様の大きな手が土の中に入って来ようとしてくることがわかってきます。イエス様は、あなたの心の中にみことばを届けたい、と今日もこの番組で聖書のことばの種をあなたの心に蒔いてくださっているのです。


 ( PBA制作「世の光」 2025.1.28放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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