2025/3/10放送
「世の光」の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週は新約聖書ルカの福音書からお話をします。今日は、「神の国はもう来ている」と題して、ルカの福音書11章からお話しします。11章の14節にこのようにあります。
「さて、イエスは悪霊を追い出しておられた。それは口をきけなくする悪霊であった。」
悪霊とは人を神から引き離そうとする霊的な存在です。
イエスがその悪霊を追い出すと、その人は話すことができるようになりました。
それを見ていた人々の中のある人たちは、「イエスは、悪霊どもの親分によって悪霊を追い出しているのだ」と言い出しました。
イエスは、彼らに言われました。「わたしが神によって悪霊どもを追い出しているのですから、神の国があなたがたのところに来ているのです。」
イエスは神によって悪霊を追い出していたのです。それで、そこに神の国が来ているというのです。
「神の国が来ている」とは、そこに神の支配、神の守りがあるということです。この神の守りは万全です。神は私たちを悪いものから守ってくれます。万が一、悪に支配されることがあっても、神はその悪から必ず救い出してくださいます。
「主の祈り」と呼ばれる、イエスが教えてくださった祈りでは、神の救いと守りを期待して、「神の国が来ますように。神のみこころが天で行われるように、私たちのいるこの所でも神のみこころが行われますように。」 そして、「私たちを試みにあわせないで、悪からお救いください。」と祈ります。
イエスは、「神の国は近づいた。悔い改めて福音を信じなさい」と言われました。イエスによって神の国すなわち神の支配、神の守りは私たちのところに来ているのです。
自分の悪いところを後悔し、それをやめると決心してイエス・キリストを信じるなら、神の国に生きることができるのです。
それでは明日もまたお聴きください。
( PBA制作「世の光」 2025.3.10放送でのお話しより )
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
******
このサイトは 「世の光 文字」で 検索