世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道です。
えー、新しい年をスタートしてからもう一月も終わりという事になりました。初めから何か思いがけないような、いろんな出来事に出くわしているような、そんな感じがしないでもありません。えー、これから11ケ月、どのような道を歩んでいくのでしょうか。だれも予測することができないんじゃないかなあというふうに思うんですけれども、
聖書の中にこういうことばがありまして、旧約聖書の箴言の3章という所に、「あなたの行く所どこにおいても、主を認めよ。そうすれば、主はあなたの道をまっすぐにされる。」ということばがあるんですね。「あなたの行く所どこにおいても主を認めよ。」ある聖書の訳では、「あなたの行く所どこにおいてもあなたと一緒にいる主を認めよ」という、そういうふうに訳されているのがあるんですねえ。
で、私の生活の中で時には、本当に何でこんな苦しい所を通るんだろうかというふうな所や、また、ああ失敗してしまったなあというふうな挫折を覚えるような所を通る事もあるかと思うんですねえ。しかしながら、どういう所であっても、そこにも主はいつもいてくださって、そして私たちを見守り、また助けてくださって、そこに、時には反省を与え、そこからまた立ち上がる力を与え、というそういうふうな主がいつも共にいてくださっているのだということを認めていく、それが大事な事で、決して独りぽっちでかってな道を歩んでいるのではなくて、すべての道の中にいつも主はいてくださるのだ。そしてそこで主はその時に必要な力と助けと慰めとを与えてくださる方なんだということを認めて生きる。それが大切なことだというふうに聖書は教えていると思うんですね。
同じ箴言の5章という所に、「主はその道筋のすべてに心を配っておられる。」というふうに5章の21節という所に書いてあるんですね。「主はその道筋のすべてに心を配っておられる。」私たちは自分で心を配ってもなかなか思うようにいかない事があるんですけれども、私の道々にいつも心を配っていてくださるお方がいる、そのお方と一緒に歩むという生活。それが何と幸いなことであるかという事を覚えるのですけれども、この年もそのようにして歩んでいきたいなとそう思います。
( PBA制作「世の光」2005/1/31放送でのお話しより )
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