2024/01/16放送
「世の光」の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
今週はマタイの福音書の7章から9章までをお話ししています。今日は昨日に引き続いて、イエスが山の上で語られたことばについてお話しします。
イエスは神の国でどのように生きるか、教えておられました。今日はその教えの最後にあたります。
イエスは、「偽預言者たちに用心しなさい」と言われました。
偽預言者とは、イエスのことばに従おうとしない人たちのことです。偽預言者かどうかは、その人が、イエスが教えられたことを行っているかどうかで見分けることができるのです。そしてその人をイエスがさばかれると教えられました。
イエスはこのことがよくわかるように、例え話をされました。
それは、イエスのことばに従う人と、そうでない人について、それぞれの人生がどのようなものであるかを教えるための例え話でした。それはこのような話でした。
イエスのことばを聴いて、それを行う人は、岩の上に家を建てた賢い人にたとえられます。
雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその人の家を襲いました。しかし、岩の上に建てられたその家は倒れませんでした。
それに対して、イエスのことばを聴いても、それを行わない人は、砂の上に家を建てた愚かな人にたとえられます。雨が降り、洪水が押し寄せ、風が吹いてその人の家を襲いました。すると、砂の上に建てられたその家は倒れてしまい、その倒れ方は、それはそれはひどいものでした。
イエスのこれらの教えを聞いた人々は、イエスが権威ある者として教えられたことに驚きました。
イエス、確かに権威あるお方です。権威とは本当は神だけがもつ特質です。その権威とは、人が必ず従う存在のことを言います。人々は、イエスが、神のように自分たちが従うべき存在であることを認めたのです。
イエスのことばに聴き従おうとするとき、岩の上に立つ家のように、その人は倒れることがないのです。
私たちもイエスのことばを聞いて良いことを行える幸いな人生を歩みたいと思います。
( PBA制作「世の光」 2024.1.16放送でのお話しより )
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