世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。
保育園と幼稚園の園長を30年もしているという方にですね、ある方が聞いたそうなんです。 「30年前の子どもたちと今の子どもたちと比べたときに何か変わったってことがありますか?」って尋ねましたら、「0歳から幼稚園児たちは全然変わってない。」って言うんですね。 「変わったのは親の方ですよ。」っていうことなんですねえ。 「昔の親は子どもをとても大切にして、心も目も子どもに焦点をあてて見ていた。だけど今の多くの親は子ども以外のことに心と目を向けすぎる。」っていうふうなですね、そんな苦言を呈しておられたそうなんですけれどねえ。 変わったのは親御さんだ、というその園長さんらしい見方かなあっていうふうに思うんですけれども、まあいろんな味方があるかもしれませんけど、ともかく昔から比べたらいろいろ確かに親の方が変わってきているってことが言えるかもしれないなあっていうふうに思いましたねえ。
聖書の中のイザヤ書の49章という所にこういうことばがありまして、「女が自分の乳飲み子を忘れようか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。たとい、女たちが忘れても、このわたしはあなたを忘れない。」(15節)ってことばがあるんですね。 「女が自分の乳飲み子を忘れようか。自分の胎の子をあわれまないだろうか。」っていうそんなことあるはずがないっていうような意味で使われるてるんですけど、でも今はどうでしょうかねえ、何か乳飲み子を忘れることも胎の子をあわれまないこともあるような事件というのが起こりますよねえ。 しかしここには、「たとい、女たちが忘れても、このわたしはあなたを忘れない。」(と) 「このわたしは」というのは天地万物の創造主であり、私たちを愛してやまないまことの神様、その方がおっしゃっていることばですね。
そしてそのあとには「見よ。わたしは手のひらにあなたを刻んだ。」(イザヤ書 49章16節)ってことばがあるんですけれども、もうまるであなたを自分の手の平に彫りつけてですねえ入れ墨しているようにして片時も決して忘れないという、私たちがそういう方がいらっしゃるということを知るときにですね、子どもたちが親に愛されているという実感を持っているときに本当に健全に育つように、私たちもそのように私たちを片時も忘れずに覚えていてくださる方がいるということを知っているということは私たちの生活を本当に豊かなものにする、そういうふうに思いますよねえ。
( PBA制作「世の光」2009.11.30放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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