世の光の時間です。お元気でしょうか。村上宣道(のぶみち)です。
えー、キリストの復活をお祝いしてからまだまあそれほど日も経っていない訳ですけれども、復活を通してですね、三つのことが開かれたのだというふうに言われているんですねえ。
一つは、墓が開かれたということですねえ。墓というのは言うまでもなく死を意味する。それは死別(? ※聞き取れず)を意味する場所である訳ですね。ですから人間も墓に入ったらもうこれで何の望みもないという、万事休すだというようなことである訳なんですけれども、しかしながらキリストはその墓からよみがえられたことによって私たちの人生に新しい永遠の希望という門戸が開かれたのだということを、それは象徴している出来事だということですね。
二つめのことは、聖書を見ますと、彼らの心の目が開かれてイエス様がそばにいるということが分かったということが書いてあるんですね。ルカの福音書の24章の所なんですけれども。弟子たちがそのエマオという所に向かっている途中でイエス様が同行してくださっていたんですけれども、それがイエス様だということが分からなかった。そしてあのエルサレムで起こった出来事って大変なことでしたねえというようなことで話していた。その時に、「いやそれは聖書に書いてあることが成就したことなんだよ」というふうにイエス様は説明しておられたんですけれども、でもそれがイエス様だとは彼らは気づかないでいたんですけども、そのイエス様に「ぜひ私たちの所に泊まってください」というふうにお願いをして、そうしてその中で彼らの目が開かれたということが書かれてあってですね、「そうなんだ、イエス様は私たちと一緒にいてくださったんだ。」(と。) 心の目が開かれないとイエス様がおられるのにそれに気がつかないでいるということがある訳ですけれども、心の目が開かれることによって、いつまでもあなたがたと共にいるんだよとおっしゃってくださったイエス様を見ることができる時に、私たちの生活は本当に力強いものになるということですね。
同時に、イエス様は彼らに聖書を開いてくださった。今まで彼らは聖書を読んでいたはずですけれども、聖書の本当の意味が良く分からなかった。でもよみがえってくださったイエス様によってその聖書が開かれていった時に、ほんとに聖書というのはそういうことなんだということが分かるようになったということですね。私たちもイエス様がそばにいて、私たちに教えてくださるのだという思いをもって聖書を読みますならば私の前にも聖書は開かれていくっていうことをきっと経験するに違いないですね。
( PBA制作「世の光」2008.3.31放送でのお話しより)
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