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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■選択できないもの

2007年10月23日 | Weblog

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか。関根弘興(せきね・ひろおき)です。今日もさわやかに一日を過ごしていきたいですね。

 新約聖書の使徒の働きという中に、パウロがルステラという場所に行った時のことが記されています。そこには生まれながら足の不自由な人がいました。しかしこの人は真剣にパウロの話すことばに耳を傾けていたんです。

 ま、私たちはいろんなことを選択して選び取りながら生きていますよね。ま、こうしてあなたはラジオのスイッチを選んでくださったのでこの番組を聴くことができる訳です。私たちはいろいろな選択をし、そして選択をするということは、その結果も受けとるということを意味していることを知っています。例えば東京行きの電車に乗る選択をすれば東京に着くという結果を受ける訳です。ですから何を信じ選択していくのかということは人生の大切な問題であり、その選択によっては結果が大きく違ってくるんですねえ。

 しかし私たちはどうしても選択できないものがあります。それは自分の生まれということです。これは誰も選ぶことができないんです。私たちは自分の生まれに関して選ぶことができませんから、自分の生まれた容姿や状態に対して自分の責任であろうはずがありません。

 パウロはルステラというその場所に行った時、生まれながら足の不自由な人がいました。この男は自分の責任ではないのに生まれつき足が不自由だったんです。人生の不条理に嫌というほど悩み、どうしてこうなんだろうと何度もつぶやいたかもしれません。

 さてパウロはこの男をじっと見つめました。そしてこの男の中に癒される信仰があるのを見たというのです。この男は何回も、人生はおしまいだと投げ出したことがあったかもしれません。この世を恨んだことがあったに違いありません。しかし今、彼の目を見ると、パウロが伝えたイエス様に対する期待と希望がそこに溢れているんです。イエス・キリストを受け入れようとする砕かれた心がそこにあるのを見い出しました。この足の不自由な男はパウロが語るイエス様に人生を委ねてみようと心を開いたんです。

 そこでパウロは大声で「自分の足で、まっすぐに立ちなさい。」(使徒 14章10節 )とその男に言いました。すると何と彼は歩きだしたんです。彼はパウロの話しを聞いている内に、イエス様に委ねて人生を歩んでいこうと考えただけでした。彼は自分の生まれを選ぶことができませんでしたが、しかしイエス・キリストを信じるという選択を選ぶことができたのです。新しい人生はその選択から始まっていきました。そして選択したことは必ず選択した結果がついてくるのです。

 イエス・キリストを信じるということはあなたの心に救いが与えられるという結果をもたらしていくのです。

 ( PBA制作「世の光」2007.10.23放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会への問い合わせは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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