♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して70年、
PBA『世の光』を文字で 

■ルカの福音書-82 権威ある言葉⑥ / 大嶋重徳

2022年05月14日 | Weblog

2021.11.6放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。ルカ福音書を順番に読んでいます。今週の箇所ではカペナウムという場所で悪霊につかれた人が出てきました。悪霊と訳されているダイモニアンということばは、人間を宿命づけ、縛りつけ、人生を諦めさせようとする力のことです。

 私たちは時に自分の人生の難しい判断を誰かに委ねがちになることがあります。占いに頼るのもそうでしょう。私たちは人生に困っていますし、迷っています。それをしてはならないという判断をしてくれる人を求め、しても良いという権威を求めます。

 そこにある問題は自分で考えないことです。なぜならそのほうが楽だからです。信仰もそうでしょう。もちろん聖書の専門家に助言をしてもらった方が楽かもしれません。しかし、それでは自由な信仰にならないことがあります。自由になるとは大人になるということです。誰かのことばのせいにすることなく自分のことばに責任を持って生きることです。

 では、自分のことばとは何でしょうか。何よりそれは祈りのことばです。神様に向かって祈るあなたのことばはあなた自身の深いところにあることばでしょう。人にどう聞かれるだろうか心配をしないで良いあなたの内側から出ることばです。

 イエス様の権威あることば、イエス様の内側から出てくることば、つまり聖書のことばに触れて生きるとき、私たちの内側からは祈りのことばが出てきます。

 大切なことは、誰かに判断してもらうのではなく、占いに頼るのでもなく、あなたが祈って考えて決めるのです。祈って決める大人になるのです。

 その際に大切にすべきことは、聖書全体の方向性から考えることのできる大人の信仰になることです。その意味では聖書通読は大切なことです。一旦、聖書全体をちゃんと読んでおくということです。誰かの勝手な思い込みや、自分の勝手な思い込みで作り上げてきた偽りの神でもなく、自分で聖書を確かめられるクリスチャンになることが大切なことです。

 私は牧師として皆さんの相談に乗るとき、お聞きするのは「祈って決めましたか?」という問いです。もし祈って決めたなら全力で応援します。しかし、祈らずにダイモニアンの思いの中で決めたのなら「もう少しお祈りしましょう」と言うでしょう。なぜならその決断はあなたを自由にしないからです。

 祈りながら神のことばに聴きながら、少しずつ私たちは聖書の権威によって自由に自分のことばを手に入れていくのです。

     ( PBA制作「世の光」2021.11.6放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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 このサイトは URL名として   http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。

 


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■ルカの福音書-81 権威ある言葉⑤ / 大嶋重徳

2022年05月13日 | Weblog

2021.11.5放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。ルカ福音書を順番に読んでいます。今週の箇所では、カペナウムという場所でイエス様の説教が語られました。この説教によって悪霊が反応し、ダイモニアンという人を縛りつけてくる力をイエス様が追い出されたという箇所です。

 イエス様の説教は驚きにあふれ権威があったと聖書は記します。この権威は、勉強を続けてきた学者の権威ではありませんでした。学識、学歴、地位を誇り、肩書きによりかかった、それで居丈高になるような権威ではありませんでした。そうではなく、そのように昔から人を縛りつけてくる権威を叩き壊すような、権威に縛りつけられた者たちを自由にする神の権威がそこにあったのです。

 イエス様の権威あることばとは、もともとのギリシャ語では「内側から出てくることば」という意味です。つまり、借り物の人のことばではなく、律法学者などの学者のことばではなく、世の中の常識や平均値でもありません。その人自身の持っていることばです。
 イエス様はご自分のことばを持っておられました。神ご自身のことばです。自由なることば、誰に支配されるのでもなく、神であることばを持っておられました。私たちが欲しいと願っていながら持つことの難しいことばです。

 しかし、この権威あることばを聴き続けていくとき、私たちも自分自身のことばを手にしていくことができます。誰かの言ったことばに縛りつけられることなく、自分の信仰のことばを口にすることができるようになるのです。「クリスチャンとはこうあらねばならない」と言われて縛られてしまったならば、そこであなたがまずすることは、果たして聖書がそう言っているのかということを自分で確かめることです。聖書の権威によって、自分の親から教え込まれた厳しい神のイメージを壊されてほしいと思います。

 また日本古来の神のイメージもまたあなたを不安と心配に陥れようとするでしょう。しかし聖書を読み、聖書を学び、聖書のことばに直接触れていくならば、あなたは神の権威あることばによって自由を得ていくのです。

 ぜひ聖書の学びを始めてほしいと思います。放送をお届けしている各地域の放送協力会では聖書を学べる本を送ってくださるでしょう。また教会を紹介してもらってほしいと思います。私たち牧師はいつでも喜んであなたと聖書の学びを始めたいと願っています。

     ( PBA制作「世の光」2021.11.5放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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■ルカの福音書-80 権威ある言葉④ / 大嶋重徳

2022年05月12日 | Weblog

2021.11.4放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。ルカ福音書を順番に読んでいます。

 4章には悪霊につかれた人が出てきます。悪霊と訳されているダイモニアンということばは、人間を宿命づけ、縛りつけ、人生を諦めさせようとする力です。イエス様はこの悪霊に「黙れ」と言われました。すると悪霊に取り憑かれた人の体が投げ倒されるような、そんな出来事が起こりました。

 しかし、この人は何の害も受けなかったとあります。傷つかなかったという意味です。イエス様は悪霊との戦いで私たちを傷つかないように守ってくださる。そんな神様の守りがあるのです。イエス様は神の持つ権威によって悪霊を追い出し、悪霊に憑かれた人を自由にされました。

 そのときに投げ倒されるような経験を私たちもまたするかもしれません。自分の価値観を壊されるような経験です。あるいはそのようなことばで、自分で自分を支配しようとしていた自分のダイモニアンが砕かれる経験になるはずです。悔い改めなければいけない痛みもそこにあるかもしれません。しかし、そこで私たちは投げ飛ばされ砕かれても、傷つかないようにイエス様は守ってくださるのです。

 もしかすると「クリスチャンはこうあるべきだ」という縛りつけてくることばもあるかもしれません。聖書が果たしてそんなことを言っているのか、聖書のことばが紹介されながらも、それは自由をもたらすことばではなく縛りつけることばであることもあるからです。むしろそのようなことばは自由をもたらすというよりも、「あんなふうには生きられない。あんなふうには自分はなれない。」と、さらに神様から引き離していく呪いのことばになっていることもあります。

 しかし、長年染みついてしまったそのような「あるべき像」が壊されていくのには、私たちの人生に大きな砕かれる痛みも生まれることとなるでしょう。それを受けとめようとするとき、投げ飛ばされるような気持ちになるかもしれません。

 しかしそこに神の愛があるのです。あなたをクリスチャンにして、もっと自由に生きていってほしいと願われる神の愛です。

 イエス様のことばは今日、あなたを自由へ解き放つ愛のことばをかけられます。クリスチャンもまたイエス様のことばによって、私たちの中のダイモニアンのことばが追い出されていくことが必要になってきます。私たちは、このイエス様のことばを聴き続けていかなければならないのです。「こうあらねばならない」と縛りつけるダイモニアンに、「黙れ」と、「出て行け」とイエス様に言ってもらい続けていくこと。それが私たちの聖書を読む生活です。

     ( PBA制作「世の光」2021.11.4放送でのお話しより )


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■ルカの福音書-79 権威ある言葉③ / 大嶋重徳

2022年05月11日 | Weblog

2021.11.3放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。ルカ福音書を順番に読んでいます。今週の箇所、ルカ4章では、カペナウムという場所で悪霊につかれた人が出てきます。悪霊と訳されているダイモニアンということばは、人間を宿命づけ、縛り付け、人生を諦めさせようとする力のことです。

 私たちは権威に弱いものです。ある権威にあふれた人が何かを言うと、その権威に縛り付けられるということがあるでしょう。「霊的な権威」というものもあるでしょう。人生を超えたある超自然の世界を解き明かす霊能者たちに、意外と簡単に芸能人や政治家、スポーツ選手がやられてしまう。それは、「これからどうなっていくんだろうか」という不安が人間の中にはあるからでしょう。その不安を狙い、権威がかって心配を煽ってくる権威的な力があるのです。

 今日、あなたを縛りつけてくる権威的な力とは何でしょうか。近所のおせっかいな人の噂話でしょうか。予備校の出す偏差値でしょうか。あなたの親が子どもの頃からあなたを縛りつけてきた価値観ですか? もしくは、あなたがあなたを縛りつけているあなたの理想としているあなたの姿でしょうか。

 イエス様は悪霊に言われました。「黙れ。その人から出て行け。」 イエス様は、ダイモニアンそんな力に「黙れ」と言われます。そして、縛りつけてくる力に苦しめられている人に対して、「もう、あなたにそんなことばは聴かせない」と言ってくださるのです。イエス様のことばは神の権威にあふれたことばでした。世の中の権威とされることばではなく、怪しげな霊の権威でもなく、聖い神の権威にあふれたことばでした。囚われている人を自由にすることばでした。イエス様の説教のことばは、悪霊とはかけ離れた価値観が語られていたのです。

 今日もそうです。イエス様は、「あなたの心を縛りつけてくる誰かのことばなど関係ないよ。」と言われます。「あなたは私に愛された存在だよ。あなたは私が十字架にかかるほどまでに愛した大切で特別な存在なんだ。私は、あなたを縛りつけるものに今日はっきりと言う。『黙れ』と。『あなたの人生からそんなことばを追い出す』」と。

 イエス様は今日、あなたの人生に自由をもたらしてくださるのです。このイエス様のことばを受け入れ、このイエス様のことばに解き放たれていく人生を歩みませんか? 今日、この救いがあなたの前にあります。

     ( PBA制作「世の光」2021.11.3放送でのお話しより )


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■ルカの福音書-78 権威ある言葉② / 大嶋重徳

2022年05月10日 | Weblog

2021.11.2放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。ルカ福音書を順番に読んでいます。今週の箇所では、カペナウムという場所で「イエス様が神のことばを語られたとき悪霊が反応した。」ということが記されています。

 悪霊とはダイモニアンということばです。その意味は「運命を分ける力」「人の力を超えた宿命」とも言える、自分の人生を諦めざるを得ないと思わせる力そのものです。実際に私たちには私たちの人生を宿命づけるような力が働いています。つまり、自分の人生を縛り付け、「もう、しようがないよね」と自分の人生を諦めさせようとする力が私たちの人生に働いていることがあるのです。

 例えばこんなことばです。「これぐらいの学校には行かないと、あなたの人生はこうなっちゃうよ。」 あるいは、「これぐらいの収入を得ないと、さすがにね。」「結婚するなら、これぐらいの人と。」ということばは、自分の今置かれている人生を諦めるしかないと思わせてきます。また「貯金がこれぐらいないと老後は不安だ。だからもっとがんばらないと、あの人のようになっちゃうよ。」 私たちの人生を宿命づけ運命づけるようなことばを私たちは日常で実は頻繁に聞いているのです。あるいは自分でも自分に言ってしまっている。そして自分でそのことばに縛りつけられるのです。このようなことばを親から聞き、学校の先生から聞きます。そして「ああ、もう私の人生はだめなのかな。」と。
 確かにいつも先生や専門家は平均値を出してきます。そこで出される数値は、私たちがギリギリのところにいることを指し示してきます。そして不安を煽ってくるのです。その平均値を出すことに何の意味があるんだろうかと思う平均点があります。誰かに呪いをかけようとしているんではないか、そういう平均点情報があります。そしてそれを聞くと「自分は世の中の平均点にも達していない」と落ち込むのです。

 あなたは今日どんなことばに縛り付けられているでしょうか。しかしイエス様は「黙れ」と悪霊におっしゃいました。イエス様のことばは悪霊とは正反対のことばが語られます。イエス様はあなたを自由に解き放つことばをかけてくださるのです。

 あなたは平均点なんかで操られるような人生ではありません。神様から愛された特別な特別な存在なのです。私たちはこの自由にする神のことばをもっともっと大切に聴いていきましょう。

     ( PBA制作「世の光」2021.11.2放送でのお話しより )


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■ルカの福音書-77 権威ある言葉① / 大嶋重徳

2022年05月09日 | Weblog

2021.11.1放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、大嶋重徳です。ルカ福音書を順番に読んでいます。今週の箇所、ルカ4章では、カペナウムという場所でのイエス様の宣教の働きが記されています。

カペナウムはイエス様が非常に愛された町であり、イエス様の宣教の拠点の一つでもありました。カペナウムの人々はイエス様の説教に驚き、権威があったと反応し、語られたイエス様の手応えもあったでしょう。会堂から帰る人々が「権威があったねえ」と分かち合っている。・・・イエス様も、とても語りがいがあったのではないかと思います。

 私もラジオ「世の光」の集まりで全国各地での説教の奉仕をさせていただきます。各地に喜んで出かけて行きます。マイクに向かってお話しするのとは違って、お顔を見ながら語ることができる。聖書のことばを喜んでおられる姿に出会えます。全国各地にカペナウムの会堂があることを感謝しています。

 さて、カペナウム会堂でも大変なことが起こりました。突如、会堂に汚(けが)れた悪霊につかれた人がいて、大声でわめいたのです。「ああ、ナザレ人のイエス。一体、私たちに何をしようというのです。あなたは私たちを滅ぼしに来たのでしょう。」

 悪霊にとらわれている人が出てきます。少し不気味で、少し怖いような気持ちもする箇所です。悪霊とは、神様に逆らう力です。神の御心には従わない力があります。神様の支配に抵抗する力です。この世の中には、神様を礼拝することから遠ざけようとする力があるのです。

 悪霊は言いました。「一体、何をしようというのか。」このことばは、「あなたと私の間に何があるというのか。関係ないではないか。」という意味です。「何の関係もないではないか。」 イエス様の存在はあまりにも聖く、権威あるその力はかえって悪霊の存在を引き出すのです。悪霊の力にとらわれている者を刺激するのです。

 では、いったい何が呼び覚まされたんでしょうか。悪霊とはダイモニアンということばです。その意味は、「運命を分ける力」という意味のことば、人の力を超えた「宿命」とも言える自分の人生を諦めざるを得ないと思わせる力そのもののことです。

 私たちも自分の人生をあきらめたくなってくるときがあります。そこで、イエス様のことばがどのような力をもって私たちの事を助けてくださるのか、今週はここからご一緒に聖書のことばを学んでいきましょう。

     ( PBA制作「世の光」2021.11.1放送でのお話しより )


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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。でも、新型コロナ禍で集まるのを制限したりオンラインの集まりに切り替えたりしているかもしれません。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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■まむしにかまれても / 板倉邦雄

2022年05月07日 | Weblog

2021/10/30放送送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は、マムシにかまれても助かったパウロのお話しです。使徒の働き28章に入ります。

 さて、難船の乗客276名全員が助かり、漂着した島はマルタと呼ばれる島でした。イタリア半島のシシリア島から南に約80キロの海上にあります。マルタ島の人々は、パウロ一行を含めて漂流した難民たちに並々ならぬ親切をあらわしてくれました。食料はもちろん、降りしきる雨や寒さをしのぐために火を焚いて、一同をねぎらってくれたのです。

 そのとき、パウロは一抱えの柴を束ねて火にくべたところ、熱気のためにマムシが出てきてパウロの手に噛みついたのです。土地の人々は、マムシの生き物がパウロの手からぶら下がっているのを見て、互いに顔を見合わせて言いました。「この人は、きっと人殺しに違いない。海の難からは逃れたが、ディケー(正義)の女神様がこの人を生かしてはおかないのだ。」

 ディケーの神様は、マルタ島の人々が昔から信心していた島の正義の女神様でした。ところがパウロはマムシを火の中に振り落とし、何の害も被らず平然としていました。島の人々はパウロがまもなく腕が腫れ上がって苦しみ出すか、あるいはたちまち倒れて悶絶して死ぬだろうと様子を窺っていたのです。

 しかし長い間うかがっていてもパウロの身体に何の変化も起こらないのを見て、島の人々は考えを変えて、「この人は神様だ」と言い出したのです。パウロはマムシに噛まれても、害を受けることも死に至ることもなかったのです。

 イエス様が弟子たちに「全世界に出て行って、福音を述べ伝えよ」と使命をお与えになった後で、次のような約束をしました。
 
 「信じてバプテスマ(洗礼)を受ける者は救われる。しかし、不信仰な者は罪に定められる。 信じる者にはこのようなしるしを伴う。彼らはわたしの名で悪霊を追い出し、新しいことばを語り、蛇をつかむ。毒を飲んでも、決して害を受けない。病人に手をおけば、いやされる」
        マルコの福音書16章15~18節

  (PBA制作「世の光」2021.10.30放送でのお話より )


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■一難去って、また一難 / 板倉邦雄

2022年05月06日 | Weblog

2021/10/29放送送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「一難去って、また一難」という題でお話ししましょう。使徒の働き27章の最後です。

 さて、夜が明けました。どの陸地か分かりませんが、砂浜のある入り江が目に留まりました。人々は歓声をあげたことでしょう。ところが船を浅瀬に乗り上げてしまいました。船の舳先がめり込んでしまい、動かず、船の後ろは激流のために壊れ始めたのです。

 難題はこれだけではありませんでした。ローマの兵士たちはこの状況を見て、囚人たちが泳いで逃げる恐れがあったので、囚人たちを殺してしまおうと相談したのです。

 この14日間、一人の犠牲者もなく、みんなで助け合ってきました。今日まで囚人も兵隊もなく、船長も水夫もなく、皆がパウロの指示に従って行動をしたので髪の毛一筋も失われることはなかったのです。

 それなのにローマの兵士たちは自分の立場と都合だけで囚人を殺そうとしました。囚人を逃したら自分たちの責任になるからです。パウロたち、囚人たちにとって、一難去ってまた一難でした。

 しかし、囚人たちとこのローマ行きの船の総責任者はローマの百人隊長にありました。百人隊長はあくまでもパウロを助けようと思っていました。百人隊長は船がカイサリヤを出港する時からパウロの人格、思いやりのある行動と指導力に心を打たれていました。ですから兵士たちの殺害計画を抑え、泳げる者がまず海に飛び込んで陸地にあがるように、それから残りの者は板切れやその他の船にある物に捕まっていくように命じたのです。

 アドリア海のマルタ島の浜辺を目指し泳ぐ人や、板や物に捕まって砂浜に向かう276名の姿を想像したいのです。こうして276人全員が上陸して救われたのです。

 聖書のことばです。
 「あなたがたが経験した試練はみな、人の知らないものではありません。神は真実な方です。あなたがたを耐えられない試練にあわせることはなさいません。むしろ、耐えられるように、試練とともに脱出の道も備えていてくださいます。」
      コリント人の手紙第一10章13節

  (PBA制作「世の光」2021.10.29放送でのお話より )


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■髪の毛一本でも / 板倉邦雄

2022年05月05日 | Weblog

2021/10/28放送送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「髪の毛一本でも」という題でお話ししましょう。

 「髪の毛一本、一本、みな数えられている」とイエス様が言われたことがあります。「だから、恐れることはない。」と私たちを励ましてくださいました。今日も、使徒の働き27章の続きです。

 漂流14日目の朝を迎えました。人々は皆、緊張の連続で、ゆっくりと食事をとることもできませんでした。そこでパウロは一同のものに勧めて言いました。「食事をとることをお勧めします。それがあなたがたを救うことになるのです。確かに髪の毛一本でも、あなたがたの頭から失われることはありません。」

 私たちが健康で元気に生活し働くことができる秘訣は三つあります。規則正しい食事、そして運動、さらに休息の三つです。漂流を続けた乗客276人に対して、これからどのような事態が待っているかわかりません。そのために食事をして体力をつけておく必要がありました。それが一人ひとりを救うことにつながるからです。その結果、髪の毛一本も失われることはなかったのです。

 パウロは食事をとるように勧めてからパンを取り、皆の前で神に感謝し、パンを裂いて食べ始めました。そこでみんなの者も元気づいて食事をしたのです。ゆっくりと十分に食事をした後、残りの穀物を海に投げ捨てて船を軽くしたのです。

 さて、ここで私たちは注目したいのです。人はパンを食べて元気になり生きていくことができるということです。しかし同時にパウロに与えられた神のことばによって人は元気になって生きることができたという現実です。

 今日の箇所にはパウロのことばによって「元気づいて食事をした。」と36節に書いてあります。イエス・キリストのことばを思い出しますねえ。

 「人はパンだけで生きるものではなく、神の口から出る一つ一つのことばで生きるものである。」
      マタイの福音書4章4節です。

 さらに
 「あなたがたの髪の毛さえも、すべて数えられています。ですから恐れてはいけません。」
     マタイの福音書10章30、31節です。


  (PBA制作「世の光」2021.10.28放送でのお話より )


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■逃げ出した水夫 / 板倉邦雄

2022年05月04日 | Weblog

2021/10/27放送送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。ギリシャの客船が沈みかけた時、真っ先に逃げ出したのは船長と乗務員たちだったという事件がありましたねえ。今日は、真っ先に船から逃げ出そうとしたのは水夫だったお話しです。使徒の働き27章の続きです。

 パウロ一行を乗せた船は漂流して14日目の夜になりました。地中海のアドリア海を漂っています。真夜中ごろです。水夫たちは、どこかの陸地に近づいているように感じました。さすがはプロフェッショナルです。そこで水夫たちは水の深さを測ってみたところ、約40メートルであることが分かりました。それから少し進んでもう一度測ってみたら、なんと30メートルではありませんか。そこで万が一、暗礁に乗り上げて破船しては大変だと、船の4ヶ所から錨を投げ降ろし、夜が明けるのを待ちわびていました。

 その時です。水夫たちが船から逃げ出そうと思って、船の舳先(へさき)から錨を投げ降ろそうと見せかけて、救助用の小舟を海に降ろしていたのです。

 それを目撃したパウロは百人隊長と兵士たちに言いました。「あの人たちが船に残っていなければ、あなたがたは助かりません。」

 そこで兵士たちは小舟の綱を断ち切って、小舟を流れていくままに任せたのです。素人にはわからなくても海の男たちにはわかっていました。「目の前に陸地がある。しかし、このままでは暗礁に乗り上げて船体に水が入り、やがて沈む。救命ボートは数隻しかない。276人の救出は無理です。」 となれば船から逃げ出すのが一番です。しかし、プロの海の男たち水夫がいなければ、助かるのも助からないのです。パウロの判断とそれに従った百人隊長の決断は正解でした。救命ボートの小舟の綱を切ることは退路を断ったことでした。

 さて、「勇断なき人は事を為すこと能わず」とは幕末の薩摩藩主島津斉彬のことばです。西郷隆盛、大久保利通らの主君です。何か事があったとき、勇気を持って決断できない者は大きなわざをなすことはできないという意味のことばです。

 聖書のことばです。
 「神は私たちに、臆病の霊ではなく、力と愛と慎みの霊を与えてくださいました。」
           テモテへの手紙 第二 1章7節。

  (PBA制作「世の光」2021.10.27放送でのお話より )


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 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ 

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