世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。山中直義(なおよし)です。
ひとつの事柄に目を奪われて大切なことが見えなくなる。 ある事柄に心を奪われて相手の語りかけに耳を傾けることもできなくなってしまう。 そんなことがあるのではないでしょうか。
今から約二千年前、イエス・キリストのそばには、そんな人が大勢いました。 自分が抱えている悩みや苦しみや痛み、その解決ばかりを求めてイエス様のもとには多くの人々が集まっていました。 そんな人々に対してイエス様は多くのいやしを行われたと聖書は報告しています。 私たちの悩みや苦しみ・痛みに深く寄り添って私たちを実際に助け出してくださるお方、それがイエス・キリストです。
しかし私たちは自分が抱える問題ばかりに目を奪われ、その解決だけを求めることが多いのではないでしょうか。 そんな私たちと、イエス様は寄り添ってくださりながらも、なお時に更に大切なことを教えようと、少し距離を取られることがあります。
ある時イエス様は弟子たちに、小舟を用意しておくように、と命じられました。 それは押し迫る群集から少し距離を置いて湖の上から教えを語られるためでした。 自分の願いばかりに心を奪われる私たちが少し落ち着いてイエス様の語りかけに耳を傾けることができるよう、イエス様は時に小舟の上から静かにお語りになります。
私たちは、神は本当におられるのだろうか、いたとしても自分とはまったく関係のない存在なのではないか、と思うことがあります。 自分が抱えている問題がなかなか解決されない。 神に祈ったがなかなか聞いていただけない。 そう感じることが実際にあります。 しかしそんな時、もしかしたらイエス様はあなたに静かに語りかけておられるのかもしれません。 問題の解決そのものよりも、もっと大切なことがあることをあなたに教えてくださっているのかもしれません。
あなたの真の幸いを求め、小舟の上から静かに語りかけていてくださるイエス・キリスト。 このお方の語りかけ・聖書のみことばにゆっくりと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。 その時こそ魂の救いを得ることができると聖書は約束しています。
( PBA制作「世の光」2009.5.30放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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