世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。福井 誠です。今日も皆さんと御一緒に聖書を開いてまいりましょう。
今日は創世記の3章17節です。
「あなたが、妻の声に聞き従い、食べてはならないとわたしが命じておいた木から食べたので、土地は、あなたのゆえにのろわれてしまった。あなたは、一生、苦しんで食を得なければならない。」 創世記3章17節
ある、キリスト教のことをもっと知りたいと思っている方が質問してきました。「なぜ神は自然災害を許されるのだろうか」 確かに不意の自然災害によって家を失い家族を失うニュースが報道されると大変痛ましく悲しい思いがするものですねえ。本当になぜ神はこんなことをされるのかと思いたくもなります。
神様はすべての始めに天と地を創造されましたが、神様はその結果を御覧になって、非常に良いものとみなされました。神の創造の御わざは完全なものだったのです。
ところが続いて聖書は、最初に造られた人間アダムとエバが神の戒めを破ったことで人間も被造物もみな呪われたものになったと伝えています。つまり自然災害などこの世界が苦しむようになったのは人間の罪の結果なのです。神が自然災害を引き起こしている訳ではないのですねえ。
また、新約聖書のローマ人への手紙には、神に造られた天地万物が死と病の苦しみにうめいていて、滅びの束縛から解放されることを望んでいるとあります(ローマ人への手紙8章19 節〜22節)。人間がその心の苦しみと病から救われる、それは当たり前のように考えられていますが、天地万物も災害や危害を産み出す混乱から救われることを望んでいるのです。つまりキリスト教が語る救いというのは人間の救いばかりではない、世界全体の救いなのですねえ。人間の救いや国の救いを祈るばかりではない、世界全体の回復と救いを祈ることが大切です。
あなたも信仰をもって教会に集い、この祈りに加わってみませんか?
( PBA制作「世の光」2007.10.25放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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