♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■感謝を溢れさせる

2010年12月31日 | Weblog
2010/12/31 放送

 世の光の時間です。 お元気ですか? 岩井基雄です。 

 今日で2010年も終わりですねえ。 この一年はあなたにとってどのような年だったでしょうか。 
 今年の最後は詩篇をお読みしましょう。 旧約聖書詩篇103篇の2節です。 

 「わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。

 ここには恵みを数えて感謝することの重要性が語られています。 目には見えなくても今も生きて私たちを愛してくださる神様のなさったすべての恵みを数えて感謝することです。 

 アメリカの作家エイナ・ポーターが書いた『少女パレアナ』(※角川文庫)には、喜びの遊びが登場します。 どのようなことの中にも喜びを捜すというその遊びの始まりには、人形が欲しかったのに慰問箱の中から松葉杖が出てきた時がっかりしたパレアナに、牧師であった父親が「松葉杖を使わないでもいいことを喜びなさい」と言ったことだったそうです。どんな状況でも感謝を捜すその遊びは町中に広がり、一人ひとりが変えられ、町全体が変えられていきました。 

 私たちはつぶやきの天才ですねえ。 不平や不満を捜すといくらでも出てきます。 しかし聖書は私たちに、恵みを捜し、これを感謝するように、と招いています。 どのような状況の中でも感謝は人の心を喜びに変え、人生に輝きと潤いを与えます。
 
   (PBA制作「世の光」2010.12.31放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しく
はPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。
日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。
予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。
問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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■神を恐れ、神の命令を守る

2010年12月30日 | Weblog
2010/12/30放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしですか? 福井 誠です。 今日のバイブル・メッセージは「神を恐れ、神の命令を守る」です。 それでは伝道者の書12章13節から読んでみましょう。

 「結局のところ、もうすべてが聞かされていることだ。神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。
 
 伝道者の書の最後の章は人間の老いの空しさを語っていますねえ。 歳をとるとともに身体は確実に衰えます。 腕は震え、背は丸くなります。 歯が抜け、視力や聴力も衰えます。 更に声も弱くなり、足が弱くなって歩行もノロノロすることでしょう。 昔はたくさんの人と一緒に楽しく社交の時を過ごすということがあっても、歳をとると誰も寄り付かない。 涸れ井戸のようになって寂しい思いをしたりします。 聖書は人間の現実を実に巧みな比喩で語っていますねえ。 

  しかし人間の老いをただそのように衰えとして考えることほど寂しいものはありません。 大事なことは、人間は老いて終わりという訳ではないことです。 伝道者はこう語っています。 

 「ちりはもとあった地に帰り、霊(つまり魂)はこれを下さった神に帰る。」(12章7節)

 人間は塵(ちり)で造られたのだから塵に戻っていく。 しかし霊は神より授かった特別なものなのだから、これは地上をさ迷うのでも消滅するのでもなくて、神のもとに帰るのだ、というのです。  初めに天と地をお創りになり、さらに人間を創られた神のもとに帰るという訳ですね。 だからこそ、「あなたの若い日に、あなたの創造者を覚えよ。」 (12章1節)ということなのでしょう。 

 人間は誰しもが老いていきます。 例外なくみな同じ道を辿って死を迎えます。 しかしそれで終わりなのではなくて、霊は神に迎えられていく訳です。 だからこそ自分が帰っていくべき所におられる神さまを覚えて歩みなさい、ということになるのでしょう。 

 信仰によって、死も人間にとっては無駄なものではなくて、重要なけじめであるということになるのではないでしょうか。 

 神様を信じて、神様を恐れた歩みをさせていただきましょう。

  ( PBA制作「世の光」2010.12.30放送でのお話より )

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■天はあなたのもの、地もあなたのもの  

2010年12月29日 | Weblog
2010/12/29放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。

 今年もあとわずかです。 今年はどんな一年だったでしょうか。 今年は異常気象や不景気を嫌というほど経験した年ではなかったでしょうか。 こんなにも異常気象や不景気を経験すると、誰でも先行きに不安を覚えることを避けることができません。

 そこで今日は、そのような不運を覚える時に、ぜひ覚えてもらいたい聖書のことばを御紹介します。 それは詩篇89篇11節の「天はあなたのもの、地もあなたのもの。世界とそれを満たすものは、あなたがその基を据えられました。」ということばです。 

 これは神様がすべてのものをお造りになったという事実から、この世界はすべて神様のものであることを告白し、神様がまことのこの世界の支配者であることを宣言していることばです。 

 神様がこの世界を支配しておられる、と考えるとどうでしょうか。 世界を支配しておられる神様は、私たちが経験している異常気象もまた不景気もすべてをその力の下に置いておられるのです。 そしてそのような力強い神様だけが本当の救いを与えることのできるお方なのです。 ですから人は「天はあなたのもの、地もあなたのもの。」と告白をし、絶大なる力を持っておられる神様にこそ救いを期待するべきなのです。 

 詩篇135篇4節には、「まことに、主はヤコブを選び、ご自分のものとされ、イスラエルを選んで、ご自分の宝とされた。」とあります。 

 「天はあなたのもの、地もあなたのもの。」と告白する人を神様は御自分のものとされ、ご自分の宝とされるのです。 人は自分の宝物を喜び、そして守ろうとします。 同じように神様は信じる人を喜び、そして守り助けてくださるのです。 「いつも、どんなときにも、天も地も、そして私も神様のものです。」と告白し、力強い神様の守りと救いに期待して歩んでいきましょう。 

 それではもう一度聖書のことばをお読みします。 
 「天はあなたのもの、地もあなたのもの。世界とそれを満たすものは、あなたがその基を据えられました。」 詩篇89篇11節

  ( PBA制作「世の光」2010.12.29放送でのお話より )

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■感謝

2010年12月28日 | Weblog
2010/12/28 放送

 世の光の時間です。 お元気でお過ごしでしょうか。 関根弘興です。 

 あなたにとってこの一年はどんな一年でしたか? 聖書の103篇2節には、「わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」と記されています。 

 どうも私たちは人にしてもらったことはすぐに忘れ、してあげたことはいつまでも恩着せがましく忘れない。 そんなことがあるかもしれませんね。 聖書は、神様があなたに良くしてくださったことを忘れてはいけませんよ、と語っています。

 でもある人はこういうことばを読むと、「冗談じゃないよー。この一年、何にもいいことなんかなかったよー。悪いことばかりで感謝することなんて何一つないさ。」って思う方もいるかもしれません。 

 ま、一年を振り返るとたくさんの辛い経験もありました。 まあでも人生に不満を数え始めたら切りがありません。 人はある一定の生活水準を超えると、それ以上にお金が増えても、新しい車を買っても、家が出来ても、それはほんの短い期間は嬉しさもあり、喜びも出てくるそうですが、決して長続きはしないのだそうです。 要するに人はどんな物質があっても、成功しても、健康でも、いつの間にか不満が頭をもたげ、満足することができなくなってしまう、というんですねえ。

 どうでしょうか。 身の回りのことから感謝するということを始めてみてはいかがでしょう。これは心を豊かにする大切な大切なことなんです。 

 今まで当たり前のことと考えていたことに感謝をするんです。 生かされていることの感謝、今こうしていられることへの感謝、空気を吸い太陽の光を浴び朝を迎えていることの感謝。 世私たちが感謝することを数え始めたら溢れるほどの感謝が湧いてくるはずです。

 今は天に召されましたが、私の尊敬している婦人牧師の方が、---ま、この方は肺結核を患い、そして酸素を吸入しながら毎日の生活をされていました---、その先生が私にこう言ったんですね。 「関根先生、ただでたくさんの空気を吸うことができるって本当に感謝なんですよー。 これを金額で換算したらどれだけ大変か想像できますか?」 ま、こう言われたんですね。 当たり前のことの中にどれほど感謝すべきことがあるか、この先生は私に教えてくださいました。

 あなたを愛し、あなたを支えていてくださる神様があなたを生かし、恵みの数々を数えてみなさい、と言われているんです。 どうぞ空の鳥を見、野の花を見、またあなたの周りの人たちを見ながら、そして「わたしの目には、あなたは高価で尊い。」(イザヤ書43章4節)と言われる神様を見つめながら感謝を捧げて生きていきましょう。

 (PBA制作「世の光」2010.12.28放送でのお話しより)

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■主のよくしてくださったこと

2010年12月27日 | Weblog
2010/12/27 放送

 世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。

 えー、私はよく年末年始、アメリカで過ごすことがあるんですが、それはアメリカの家族たちとですね。 そしてその年末の時にノートをお互いに持ち寄ってですね、一年間今年はこういう目標でやろうというふうに言ったそれを一つ一つどうだったかなあというふうにまあチェックをするということなんですねえ。

 で、ああこれは何%、これはちょっと残したなあというふうなこととかですね。そしてじゃあ新しい年はどういうような目標で頑張りましょうかというふうなこと。お互いにこう何となく自分一人で思っているってだけじゃなくて家族でですねえ、分かち合う、公表し合うことによってその励みになるといいましょうかね、ちゃんと言ったんだからやんなきゃというふうな、そういうこともありますし。 で、そういうふうなことはとても????(※聞き取れず)なことなのかなあって思ったりしている訳なんですけれども。

 ともかく一年の終わりは反省をし、そして一年の計は元旦にあるという訳ですけれども、元旦になってからでは間に合わない訳ですので、来年のこともこの年の暮れに考えていくということ、これは大切なことではないでしょうかねえ。

 そしてやっぱり忘れてならないことは、この一年間、神様がどんなふうに私たちに祝福を与えてくださったか、という恵みを思い返すということ、これは大事なことだと思うんですね。

 で、聖書の中にも「主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。」(詩篇103篇2節)というふうなことばがあります、詩篇の103篇という所に。 「主の良くしてくださったこと」・・・私たちには失敗があったり足りなかったことや一杯ありますけれども、でもそういうふうな中にあっても主は良くしてくださったなあというそういうことがあるはずですね。

 そしてこの(新)共同訳聖書を見ますとですねえ、「主のお計らいを何一つ忘れないように」というふうに「主のお計らい」・・・そうなんだなあ、一つ一つの中に神様のちゃんとお計らいがあった、おもんぱかり・顧みがあった。 そんなようなことをこう思い起こしてですね、私たちはやっぱり感謝することを忘れてはならない。

 そして新しい年もこのように導いてくださったお方がきっと最もより良く導いてくださるに違いないという信頼をもってですね、新しい年を迎えることができる。

 反省と目標を立てることと感謝することと、この三つをこの年末、大切にしたいなとそういうふうに思います。

  ( PBA制作「世の光」2010.12.27放送でのお話しより)


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■ 闇に光が注がれた

2010年12月25日 | Weblog
2010/12/25 放送

 世の光の時間です。 今週はクリスマス・スペシャル、皆様いかがお過ごしでしょうか。  山中直義です。 

 闇に光が訪れた。 イエス・キリストの誕生・クリスマスのその意味を聖書はそう言い表しています。 暗く冷たい闇に暖かな希望の光が到来した。・・・これこそが最高の喜びの知らせ。 神の御子イエス・キリストによる救いの知らせです。

 クリスマスのこの時期、町はにぎやかなイネミネーションで満たされています。 しかし人間が作り出す光はやがて必ず消えていきます。

 また私たちが作り出す光では、どうしても打ち破ることができない闇があります。 孤独の闇、恐れの闇、絶望の闇、罪の闇、死の闇。 私たちがどうもがき苦しんでも、どうしても打ち破ることのできない闇が確かにあると思うのです。 いったいどうすればそんな闇を打ち破ることができるのでしょうか。 

 新約聖書ヨハネの福音書1章4節、5節に、こう記されています。 
 「この方(イエス・キリスト)にいのちがあった。 このいのちは人の光であった。 光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。

 闇を打ち破ることのできるまことの光、それは人となった神の御子イエス・キリストである、と聖書は言います。 このイエス・キリストこそが確かで消えることのない光、どんな闇の中でもあなたを慰め励まし、いのちの希望を与え続けるまことの光だ、と聖書は言うのです。 暗く冷たい闇に暖かな希望の光が訪れる。 あなたがクリスマスのメッセージを信じ、イエス・キリストを救い主として受け入れるなら、必ず光が訪れる。・・・聖書はそう約束しています。 暖かな光に満ちた人生、暖かな光に満ちた永遠をあなたも歩んでくださいますように。 

 聖書のことば
 「光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。
               新約聖書ヨハネの福音書1章5節

       (PBA制作「世の光」2010.12.25放送でのお話しより )

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東海地方での世の光/さわやか世の光/ジェネレーションXの放送に協力してくださる場合の献金は、

  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)



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■クリスマスの喜び

2010年12月24日 | Weblog
2010/12/24 放送

 世の光の時間です。 お変わりありませんか? 岩井基雄です。 

 今日は12月24日、キリストの誕生を世界中でお祝いする時ですね。 クリスマスおめでとうございます。 

 イスラエルの中で最も見下げられている人と言えば、それは羊飼いでした(※)。 彼らは人に雇われ、羊を預かり、良い草を求めて旅をします。 そして時には命がけで羊を守ります。 ところがローマ皇帝から人口調査のお触れが出ても彼らには関係なかったのです。 彼らは人口にも数えられない見捨てられた人たちでした。 しかしこのキリスト誕生の最初の知らせは、この羊飼いたちにあったのです。 その時の聖書をお読みします。
 
 御使いは彼らに言った。「恐れることはありません。今、私はこの民全体のためのすばらしい喜びを知らせに来たのです。きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられるみどりごを見つけます。これが、あなたがたのためのしるしです。」  新約聖書ルカの福音書2章10節から12節

 孤独や悲しみを抱えていた羊飼いたちの喜びを想像できるでしょうか。 まるで、すべての人に見放されているような羊飼いたちを神様は覚え、愛しておられ、全世界のすばらしい知らせ、救い主誕生の知らせを彼らに託したのです。 彼らは大喜びで飼い葉桶に寝ておられる嬰児(みどりご)を捜し当てました。 もし救い主の誕生が王宮や宿屋ならば彼らは近付くこともできなかったでしょう。 しかし家畜小屋の飼い葉桶はどんな人でも近付くことができました。 そして彼らは救い主キリストの誕生をその目で見ることができ、喜び、そして心から神を讃美したのです。 

 世界中のすべての人にこの喜びの知らせは届けられています。 あなたのために救い主はお生まれになりました。 この世の中のあらゆる悲しみや苦しみのただ中に、そして人々の心の闇の中に救い主はお生まれになったのです。 この世界のすべての悲しみや苦しみを愛と喜びで包むためにキリストは生まれたのです。 あなたも忘れられていません。 あなたも神様に愛されているのです。 今日はあなたのためのクリスマスなのです。 どうぞ近くの教会に、クリスマスの集会にお出かけください。 
 
   (PBA制作「世の光」2010.12.24放送でのお話しより)

 ※ 羊飼いについて、聖書の中では、格別に軽んじられたりさげすまれたりするような記述は見当たりません。 殆ど肯定的に神様がご自分の民を気にかけて世話をされることのなじみあるイラストレーションとしてしばしば述べられています。 イスラエルの人々は神様を自分たちの「羊飼い」と呼びました。 しかし、彼ら羊飼いたちは、羊の群れとともに生活をするので、日常生活がユダヤ社会の宗教活動から離れていたということがあったでしょう。 それは、宗教指導者から見れば問題ありの人々と映ったでしょう。 

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■あなたのための救い主

2010年12月23日 | Weblog
2010/12/23放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。 
 今日のバイブル・メッセージは「あなたのための救い主」です。 それではルカの福音書2章11節から読んでみましょう。 

 「きょうダビデの町で、あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。

 今年もクリスマスのシーズンを迎えました。 皆さんは今年のクリスマスをどのように過ごされるでしょうか。 
 
 クリスマスになると、デパートに行ってプレゼントを買う、レストランや家庭でパーティーをする、というのが当たり前のようになっていますねえ。 毎年まいとし、あまり深く考えもせずに、それこそ習慣的に同じパターンを繰り返してこの時を過ごしているのではないでしょうか。

 しかし今年はどうでしょうか、少し趣きを変えてキリスト教会でクリスマスをの時を過ごしてみてはどうかと思いますね。 やはりクリスマスはイエス・キリストの降誕を祝う時ですから、ただ習慣的に楽しい時を過ごすのではなくて、ぜひ教会を訪ねて教会でクリスマスの時を過ごしていただきたい、と思うのです。 

 そして二千年前にイエス・キリストがお生まれになったことの意味を皆さんにも知っていただきたいと思いますねえ。 というのは、聖書ははっきりと、「きょう」---このクリスマスの日に、「あなたがたのために、救い主がお生まれになりました。」と語っているからです。 「あなたがた」というのは、もちろんこのラジオを聞いているあなたをも含めてのことです。 まさにあなたのために救い主が生まれたというのです。 

 どうでしょうか。 あなたにも救いを必要としているということがあるのではないでしょうか。 クリスマスのこの世的などんちゃん騒ぎが終わったらハッと我に帰ってしまって落ち込んでしまうような一時しのぎの救いではなくて、根本的にあなたの人生が生活が変わっていく救いが必要なのではないでしょうか。 そういう意味で、ぜひ教会に行って、キリストにある救いのメッセージに耳を傾けていただきたいと思います。 

  ( PBA制作「世の光」2010.12.23放送でのお話より )

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■ わたしは来ました

2010年12月22日 | Weblog
2010/12/22放送

 世の光の時間です。 今週はクリスマス・スペシャルをお届けしています。 いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。

 クリスマスおめでとうございます。 クリスマスになると必ず覚える聖書のことばがあります。 それはイエス様のお誕生に関わることばではありません。 イエス様がこの世界に来られた時に語ったことばですが、イエス様の生涯を語る福音書のことばでもないのです。 しかしクリスマスの本当の意味を教えることばなのです。  そのことばとはヘブル人への手紙10章5節から10節のことばです。 

 キリストは、この世界に来て、こう言われるのです。「・・・『さあ、わたしは来ました。聖書のある巻に、わたしについてしるされているとおり、神よ、あなたのみこころを行なうために。』

 何と勇ましいことばでしょうか。 そして何と気高く、潔いことばでしょうか。 

 ここで神様のみこころ、つまり神様の願っていることは、ひとり子イエスをすべての人の罪の身代わりとして十字架につけることでした。 10節に、「このみこころに従って、イエス・キリストのからだが、ただ一度だけささげられたことにより、私たちは聖なるものとされているのです。」とあります。 

 イエス様は人を救うために自分が十字架にかかって死ぬために来られたのです。 ご自分から、「さあ、わたしは来ました。」と言われたのです。 イエス様は自分の生涯を、そして自分のいのちを人のために捧げたのです。 もし自分が人のために犠牲となって死ぬことが決まっていることが分ったら、そんな自分の人生を喜ぶ人がいるでしょうか。 きっと自分の運命を呪い、絶望し、生きる気力がなくなってしまうでしょう。 しかしイエス様は人を愛し、人のためにいのちを捨てることを決心されていたのです。 それはイエス様の人に対する愛によることであり、また父なる神様へのイエス様の真実の愛によるものだったのです。 

 クリスマスはイエス・キリストがこの世界に来られた日です。 その時、イエス様はあなたを救うために身代わりとなって死ぬことを決心しておられたのです。 あなたはこのイエス様の愛に何と応えますか? 

 ぜひこのクリスマスにお近くの教会に来てイエス様の愛に出会ってください。 

  ( PBA制作「世の光」2010.12.22放送でのお話より )

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■どん底からの救い

2010年12月21日 | Weblog
2010/12/21放送   お話 関根弘興

世の光の時間です。
クリスマスの週を迎えています。 クリスマス、それは今から約二千年前にイエス・キリストがお生まれになったことを記念するひとときです。

 イエス・キリストの誕生が記されているのは、新約聖書の中にある福音書と言われる書物です。 その福音書、マタイの福音書の1章を読むと、イエス・キリストの系図が記されています。 系図ですからたくさん名前が出てくるんですね。 誰は誰の子で誰を生んで、という記事が出てきます。

 イエス・キリストがお生まれになることを知らせるのにそんな長い系図をずらずらと書かなくても良さそうなものなのに、と思われるかもしれません。 でも敢えて系図が書かれているのは意味があるんですねえ。 

 例えば日本のおとぎ話では、「昔むかし、ある所に、お爺さんとお婆さんがいました。」で始まりますね。 それで十分な訳です。 なぜならおとぎ話だからです。

 でもイエス様の誕生は歴史の事実として記されています。 だからどこの国のどの町のどういう家系を通して生まれたのかをきちんと記しているんです。

 そしてマタイの福音書の系図をずうっと読んでいきますと、イエス・キリストの系図をわざわざ14代づつに分けて紹介しているんです。

 最初の14代というのは華やかな歴史です。 アブラハムという人からダビデという人の時代。 イスラエルの歴史の中で最も右肩上がりの歴史なんですね。

 そして次の14代は、ダビデ(王)からバビロン移住までが紹介されているんです。 ダビデ、ソロモンというですね王様が国の繁栄をもたらしました。 しかし繁栄から一転、下降線をたどっていくような歴史、そして最後には国が滅ぼされてしまうという、どん底の歴史がこの14代なんです。

 そして次の14代はバビロン移住からキリスト誕生までが記されています。 もうこれはどん底もどん底、それこそ他国に侵略され、王様の家系であっても特別扱いされない、もう埋もれてしまっているかのような時代です。 

 そんな最も暗い時代に、ダビデの家系からイエス様はお生まれになりました。 みんなが自信を失くし、昔の栄華は誇ることができても今は生きる力が湧いてこない時代にイエス・キリストはお生まれになったんです。 まるで光が消えてしまったかのような一人ひとりに対して、まことの光を照らすお方としてイエス様は来てくださいました。 

 さて今日あなたはどうでしょう。 イエス様が来てくださったのは、どん底にある一人ひとりに希望の光を、生きる力を、罪赦された人生を、失われることのない命を与えてくださるためにイエス・キリストは来てくださいました。

 そしてクリスマスは毎年お祝いされています。 なぜでしょう。 それはこのイエス様が今も生きていて、あなたを救うことができる方だからです。

 (PBA制作「世の光」2010.12.21放送でのお話しより)

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