2024/02/16放送
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 愛知県稲沢市にある愛ホープチャーチの牧師、舛田友太郎です。
日本刀を作るには鉄を鍛える必要があります。刀は砂鉄から作られた「玉鋼」と呼ばれる美しい鉄を使います。それをおよそ1,000度に達する燃える炭火の中へ入れます。鉄が赤く染まったところで取り出し、打ち叩きます。この時、鉄の中に含まれていた不純物が火花になって飛び散っていきます。この工程を繰り返すことで鉄の純度が高められていきます。
聖書には信仰の真髄について次のように語っています。
「試練で試されたあなた方の信仰は、火で精錬されてもなお朽ちていく金よりも高価であり、イエス・キリストが現れるとき、称賛と栄光とほまれをもたらします」 ペテロの手紙第一 1章7節
先程、日本刀の製作において鉄を鍛えるという話をしました。実は、イエス・キリストを信じる者たちの信仰も鍛え上げられるのです。人生における試練や苦難こそが信仰の純度を上げるために用いられるのです。
さて、キリスト教はとても不思議です。何が不思議か? それは、たとえイエス・キリストを信じたとしても人生うまくいくとは限らないということです。それでも数え切れない程の方々が信仰を貫いています。いのちをかけて。
もちろん私もまた幸いな人生を送りたい、そして家族にも送って欲しいと願っています。
しかしそれ以上に、私は永遠の祝福が与えられる約束を信じ見つめて今を生きています。神様は、イエス・キリストを信じるすべての者たちに、永遠のいのちと永遠の祝福をお与えになります。
そうです。キリスト教の信仰はまるで刀のように試練や苦難を通し鍛え上げられるのです。
そして最も価値あるものとして神様に捧げられるのです。
熱いのも痛いのも勘弁、もっとお手柔らかにして欲しいと思われるかもしれませんが、あなたもぜひ教会にいらしてみませんか?
また「世の光」の放送を続けてお聴きください。
( PBA制作「世の光」 2024.2.16放送でのお話しより )
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
******
このサイトは URL名として http://yonohikari.biblica.info が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。