2017/2/28放送
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。
聖書には十戒と呼ばれる、神様と人との間に結ばれた約束があります。
今月から十戒を通して聖書の語る神様を学んでいきたいと思います。
十戒に最初に出てくる第一戒は、私たち人間が罪の奴隷の家にいたことを語り、自由を失い、真理を失い、生きる意味を失った奴隷状態にあることを伝えます。十戒は、人間はどこまでも罪人であり、人間の罪の悲惨さの中にあることへの自覚を促します。しかし私たち人間は、神様を信じることなどよりも自分を信じていたいものです。人類の可能性を信じ人類の進歩を信じたいものです。しかし世界は、二度の世界を巻き込んだ戦争を経験し、更に今だ止むことのない人間の殺しあう現実が続いています。オリンピック選手たちが、最後は自分を信じて、と言いました。しかし私たちは、自分ほど信じられないものはないほどの弱さを抱えた自分のことも否定できません。あるいは所詮世界なんてこんなものだ、人生なんて真理などない、本当に正しいものなどない、結局良いものなど何もない、と諦めてしまおうとするかもしれません。世界を悲観的に見つめ、自分を含めた人間を諦めてしまうと思っているかもしれません。
しかし十戒は人間は、罪の奴隷だと語りながらも、同時にあなたを奴隷のままで終わらせないと宣言するのです。十戒を人間に与えようとした神様は、あなたを諦めずあなたを救い出す、そんな神様がいるのだと十戒を手にする私たちに今日も語るのです。この世界には神がおられる。神は世界と人間とを計画をもって造られた。その人間が罪を犯し約束を破ってしまって罪の中に居るけれども、今もあなたを罪の奴隷の家から救い出すことを諦めていないと神は言うのです。もしあなたが、私の人生は所詮こんなものだ、と奴隷のような感情に縛りつけられて変わることを諦めてしまいそうになっていたとしても、神様はあなたを救い出す。そのために十戒を与えたのだと語ります。この神様の情熱が私たちの前にあるのです。この救いの神に生かされて今日を歩みたいと思います
( PBA制作「世の光」2017.2.28放送でのお話しより )
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。
聖書には十戒と呼ばれる、神様と人との間に結ばれた約束があります。
今月から十戒を通して聖書の語る神様を学んでいきたいと思います。
十戒に最初に出てくる第一戒は、私たち人間が罪の奴隷の家にいたことを語り、自由を失い、真理を失い、生きる意味を失った奴隷状態にあることを伝えます。十戒は、人間はどこまでも罪人であり、人間の罪の悲惨さの中にあることへの自覚を促します。しかし私たち人間は、神様を信じることなどよりも自分を信じていたいものです。人類の可能性を信じ人類の進歩を信じたいものです。しかし世界は、二度の世界を巻き込んだ戦争を経験し、更に今だ止むことのない人間の殺しあう現実が続いています。オリンピック選手たちが、最後は自分を信じて、と言いました。しかし私たちは、自分ほど信じられないものはないほどの弱さを抱えた自分のことも否定できません。あるいは所詮世界なんてこんなものだ、人生なんて真理などない、本当に正しいものなどない、結局良いものなど何もない、と諦めてしまおうとするかもしれません。世界を悲観的に見つめ、自分を含めた人間を諦めてしまうと思っているかもしれません。
しかし十戒は人間は、罪の奴隷だと語りながらも、同時にあなたを奴隷のままで終わらせないと宣言するのです。十戒を人間に与えようとした神様は、あなたを諦めずあなたを救い出す、そんな神様がいるのだと十戒を手にする私たちに今日も語るのです。この世界には神がおられる。神は世界と人間とを計画をもって造られた。その人間が罪を犯し約束を破ってしまって罪の中に居るけれども、今もあなたを罪の奴隷の家から救い出すことを諦めていないと神は言うのです。もしあなたが、私の人生は所詮こんなものだ、と奴隷のような感情に縛りつけられて変わることを諦めてしまいそうになっていたとしても、神様はあなたを救い出す。そのために十戒を与えたのだと語ります。この神様の情熱が私たちの前にあるのです。この救いの神に生かされて今日を歩みたいと思います
( PBA制作「世の光」2017.2.28放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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