2025/1/22放送
「世の光」の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。
今日は「イエスの証(あかし)は真実である」という題でお話ししましょう。
主イエス様はご自分のことを「世の光」と紹介しました。
「わたしは世の光です。わたしに従って来る者は、闇のうちを歩くことがなく、いのちの光を持つであろう。」(ヨハネ8章12節参照)
すなわち、ご自分を証ししたことになります。
それに対し、イエス様に反対していたパリサイ派の人々がイエス様に言いました。
「あなたは、自分のことを証ししている。あなたの証しは真実ではない。」
この批判に対するイエス様の答えを今日見ていきましょう。ヨハネの福音書8章13節からです。
まず、イエス様の証しは真実であることの理由は、イエス様は自分がどこから来て、またどこへ行くのかを知っていたからでしょう。
目的地のない旅ほど空しく淋しいものはありません。しかしイエス様は自分がどこから来てどこへ行くかを知っていましたので、ご自分が何者であるかを知っていました。すなわち、「わたしは世の光です」と自分を証しすることができたのです。
次に、イエス様の証しは真実であるもう一つの理由は、イエス様の裁きは正しかったからです。
なぜならイエスは一人ではなく、「わたしを遣わされた方」父なる神がイエス様と一緒にいたからです。
モーセの律法でも「二人の証人の証言は信じるに値する」と言われています。イエス様の証しは父なる神から来ていたからです。
これほど真実な証しはありません。
そこで反対者は笑いながらイエス様に尋ねました。「お前の父はどこにいるのか。」
それに対してイエス様は答えます。
「あなたたちは、わたしも、わたしの父も知らない。わたしを知ればわたしの父も知るだろう。」
反対者はさらに、「あなたの父はどこにいるか?」とイエス様に尋ねました。
しかし彼らは目の前に父なる神の子キリストがいるのを見ているのに見えないのです。
何という傲慢さ、何という無知でしょうか。身近にいる息子を軽蔑する人々は息子の父親の元へ行くことはできません。
イエス様は言われました。
「わたしは道であり、真理であり、いのちである。だれもわたしによらないでは、父の元に来ることはできない。」と。
いのちの光である神の子イエス様に手を取られて天の父の元に私たちは行くのです。
イエス様の証しは真実であり、真理なのです。
( PBA制作「世の光」 2025.1.22放送でのお話しより )
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