世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 岩井基雄(いわい・もとお)です。
今日は2月29日です。4年に一度しかやってこないこの日がお誕生日の方もいらっしゃるでしょうか。4年分、お誕生日おめでとうございます。
うるう年って不思議ですよね。「夏のオリンピックがある年はうるう年。」、そう思っていらっしゃる方が多いのではないでしょうか。しかしグレゴリウス歴のうるう年の決め方は、「まず西暦年が4で割り切れる年はうるう年とする。でも100で割り切れる年はうるう年としない。さらに400で割り切れる年はうるう年とする。」となっています。なあんかややこしい計算ですが、これは地球が太陽の周りを一周するのにかかる日数が365日ではなく、約365.2422日だからなのです。太陽の周期に私たちの時間を合わせたのがこのうるう年、すわなち神様が創造されたリズムに私たちのリズムを合わせ調整したのがこの2月29日なのですね。
普段私たちは自分たちのリズムや歩みに他の人を合わせたいと思いますし、神様にも自分の思い通りに動いて欲しいとさえ願います。でも神様が創造された大自然の歩みに、神様のリズムに、自分を合わせ調整していくことから本当の私たちの歩みは始まるのです。
聖書の中にこういうことばがあります。
「この世と調子を合わせてはいけません。いや、むしろ、神のみこころは何か、すなわち、何が良いことで、神に受け入れられ、完全であるのかをわきまえ知るために、心の一新によって自分を変えなさい。」(新約聖書 ローマ人への手紙 12章2節)
この世のリズムに合わせないで、神様のリズムに心を合わせること。そして神様に心を変えていただくことを聖書は語っているのです。私たちはこの世の流れの中で時々溺れそうになり、自分を見失ってしまうこともあります。でも、その時こそ私たちのリズムを、私たちの心の歩調を、神様のリズムに合わせて調整する時ではないでしょうか。
ぜひ日曜日、あなたの心のリズムを本来のあり方に調整するために教会にいらっしゃいませんか? 賛美と喜びに満ちた豊かな愛があなたを待っています。
では、また聴いてください。
(PBA制作「世の光」2008.2.29放送でのお話しより )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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