世の光の時間です。お元気ですか? 安海靖郎(あつみやすお)です。
暮れも押し迫り、最後の日になってしまいました。新聞やテレビ、ラジオでは今年一年起こった大きな出来事や心の中に残っていること、報道しています。また商売している人は年末の損益計算、まあ忙しい時ですね。
私たち個人個人にとっても一年の区切りって意味がありますよね。今年一年、どんな良いことがあったか、そんなことを思い出していく、心に留めていくこと、大切な新しい年への備えとなるのではないでしょうか。
聖書の中には、心の中にとどめていく大切なものについて言っています。新約聖書ピリピ人への手紙4章8節9節です。
「最後に、兄弟たち。すべての真実なこと、すべての誉れあること、すべての正しいこと、すべての清いこと、すべての愛すべきこと、すべての評判の良いこと、そのほか徳と言われること、称賛に値することがあるならば、そのようなことに心を留めなさい。」というのです。
でも現実に毎日、耳に入ったり、目につくことってのは、ニュースで報道されてるような不正やスキャンダルとか犯罪とか不真実なこと嫌なこと戦争のことまで、良いもの多くないですよね。だからこそ良いことに心を留めよ、って言ってるんでしょうね。
心に留めるってことは、英語の訳の聖書では「考えよ」と訳しています。ですから自分から意図的に自覚して、考えていく、心の中にとどめていくってことの大切さを言っているんでしょうね。
この一年いかがだったでしょうか。周りの人の中に、出来事の中に、意識して良いものを見る、心に留めていく、それ、大切なことですね。
そして何よりも聖書には、創造者なる神が、真実な方、尊敬すべき方、正しくきよく愛の源である方と説明されています。それを具体的に見せるようなその生涯と人格、教え、それがイエス・キリストだというのです。ですかからこの神様にキリストに、心を留める、考える、信ずる、そういう所にその人自身がこのような良きものを身につけていく、行うことができるようになっていくというのです。そんな希望を持って新しい年に向かっていけたら幸いですね。
( PBA制作「世の光」12/31 放送でのお話しより )
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