■幸いな毎日の秘訣

2010/6/12放送

　世の光の時間です。　いかがお過ごしでしょうか。　山中直義です。

　幸いな毎日の秘訣とは一体何でしょうか。

　少年時代の私は絶望の内に毎日を過ごしていました。　家族の中に起こったいろんな問題から全く光の見えない暗黒の中を怯えながら過ごしていたことを思い出します。　その時、地位や名誉や財産は本当の意味での幸いを保証するものではない、ということを思い知らされました。　それと同時にそんな絶望的な状況の中でも決して変わることのない本当の幸いというものにどこか強く憧れるようにもなりました。
　それから数年経って私の母に聖書との出会いが与えられました。　手短に言うならば、母はその聖書との出会いを通してまさに息を吹き返し、数年間失われていた喜びと笑顔とを取り戻すようになりました。　置かれていた困難な状況はすぐに簡単に変えられた訳ではありません。　しかし状況に左右されることのない圧倒的な平安と喜びが母の内側に確かにありました。　そして神様を信じ、神様のことばに耳を傾けながら歩む母の幸いな毎日は、やがて暗闇を光に、絶望を希望に、涙を喜びに変えていったのです。　神様と共に歩む。　そんな幸いな毎日は状況に左右されるどころか状況を全く変えてしまう力がある、ということを目の当たりにすることになりました。

　幸いな毎日の秘訣、それは、あなたを愛し、あなたを守り導いてくださる神様に拠り頼むこと、神様と共に歩むことにある、と聖書は教えています。　そしてそのようにして与えられる本当の幸いは、地位や名誉や財産や運と呼ばれるようなものに左右されるものではありません。　いや、それどころか絶望の闇に希望の光をもたらし、嘆きの涙を喜びの讃美に変えていくのです。　幸いな毎日の秘訣、それは神様に拠り頼んで歩む所にあります。　あなたもそんな毎日をお過ごしください。

　聖書のことば
　「みことばに心を留める者は幸いを見つける。主に拠り頼む者は幸いである。」
　旧約聖書　箴言 16章20節

　　　　　　　(PBA制作「世の光」2010.6.12放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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