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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■一杯の水に対して

2010年06月26日 | Weblog
2010/6/26放送

 世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義です。

 神様の愛とあわれみの深さを示すためにイエス様はある時、次のように語られました。 新約聖書マルコの福音書9章41節のことばです。 
 「あなたがたがキリストの弟子だからというので、あなたがたに水一杯でも飲ませてくれる人は、決して報いを失うことはありません。

 一杯の水を提供すること、それはそれほど大した行為ではありません。 しかし神様はそんな行為にさえ豊かに報いてくださる。 それほどに憐れみ豊かなお方だ、とイエス様は言われました。 実はこの教え、イエス様の弟子の一人、ヨハネのことばに対する応答として語られました。

 ヨハネはこう言いました。 
 「先生。先生の名を唱えて悪霊を追い出している者を見ましたが、私たちの仲間ではないので、やめさせました。」(マルコの福音書9章38節)

 ヨハネはこの時、イエス様の弟子として3年ほどの期間を過ごしていました。 イエス様を信じ、イエス様に従って歩むために多くの努力を重ね、たくさんの苦労をしてきた、そんな自負があったのでしょう。 自分と同じ努力や苦労をしていない人に憐れみを示すことができず、冷たく退けようとしてしまいました。 

 しかしイエス様はそんなヨハネに「やめさせることはありません。」(マルコ9章39節) と言われ、一杯の水にさえ豊かに報いてくださる神様の憐れみを説かれました。

 この世界を造られた全能の神様からすれば、神様に対するヨハネの努力や苦労も一杯の水にも満たない行いであったと思うのです。 しかしそれでもなお神様はこのヨハネを始めとするすべての人に豊かな愛と憐れみを示し続けてくださいました。 そして御自分の一人子イエス・キリストを十字架につける、という人の思いを遥かに越えた深い愛と憐れみを示してくださったのです。

 私たちの人生を神様のために差し出したとしても、それは一杯の水程度のものに過ぎないかもしれません。 しかし神様を信じて従おうとする者に対しては、神様は最愛の一人子イエス・キリストの血潮、そのいのちまでもお与えくださる、と聖書は言います。 他の人との比較に一喜一憂することなく互いに愛しあい、神様の愛と憐れみを心に深く覚えて歩みたいですね。 

       (PBA制作「世の光」2010.6.26放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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東海地方での世の光/さわやか世の光/ジェネレーションXの放送に協力してくださる場合の献金は、

  郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会   まで

  お問い合わせは、
  電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
            (自由ケ丘キリスト教会内)

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このサイトのURLとして

http://yonohikari.biblica.info


が使えます。

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