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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■タラントをいかして

2010年06月07日 | Weblog
2010/6/7放送

 世の光の時間です。 お元気でしょうか? 村上宣道です。

 えー、若い人の中にはタレントに憧れている人って結構いらっしゃるようですよね。 最近はコマーシャルなんかにも子どもさんが良く出てきますよねえ。 ですから「家の子も」っていうんで、「何とかタレントに向いてるんじゃないか」というのでお母さんたちがもう一生懸命こう何と言いましょうかねえ、応募してくるというか申し込んで、というふうなこともあったりするらしいんですけど、まあそういうタレントに憧れるっていう気持ち、分からないこともありませんけども。

 聖書の中にタラントということばが出てきてですね、これが大変似てる、これと関連があるんではないかなあというふうに思われるんですけれども。 イエス様がお話された例え話の中にですね、マタイの福音書の25章にあるんですけれども、こういうのがあるんですね。

 で、それぞれ、(主人が)旅に出て行く時に主人が持っている財産をしもべたちに預けていく訳ですね。 で、あなたは5タラント、あなたは2タラント、あなたは1タラントというふうにこう預けていくんですね。 そしてしばらく経って帰ってきて清算をする。

 その時に5タラントの人は「私は5タラント預かりましたけれども、はい、5タラント儲けました。」と言ってそれをご主人に渡した。 で、2タラントの人も「私は2タラント儲けました。」と言って4タラントご主人にお返しした。 「おお、良くやった。あなたは小さなことにも忠実にやったんだね。」と言って喜ばれたという。

 ところが1タラントの人は、もうこれを失ったらもう元も子もなくなってこれは大変なことになるから、っていうんで何も使わずに土の中に埋めて隠しておいて「はい、これは元通りあなたのものですからどうぞ」って返した。 その時に、「そんなことをするんだったら銀行に預けておけば利子がついたのに。」というふうにですね(主人から言われた)。

 要するに、5タラントの人が5タラント儲けて、2タラントの人が2タラント儲けた。 その時にも同じことばで「あなたは良くやった。託されたことに対して忠実であったね。」ってお褒めのことばが与えられた。 で、1タラントの人はもうその自分の与えられたものを、それを生かさなかったことがその主人にとって叱責の結局対象となってしまった、というようなことですね。 

 私たちは、「私には何の取り柄もない」とか「私にはもう大したものがない」とかいうふうに言ったりする訳なんですけれども、神様はみんなそれぞれにちゃんとタラントを預けてらっしゃる。 それはその人が持っている特技でありますとか、得意なことでありますとか、才能でありますとか、好きなことでありますとか。 要はそれを他者の幸せのためにどのように生かすか、用いたか、ということ。 それに対して忠実であったかということが問われる訳ですから、私たちは与えられたものを精一杯生かして神様のために人々のために役立てたい。 そう思いますね。 

  ( PBA制作「世の光」2010.6.7放送でのお話しより)

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として
 http://yonohikari.biblical.jp 
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-
2196 へ



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