ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

続:赤穂義士の絵葉書からー主君の墓前に吉良の首級を供える義士

2021年12月16日 05時49分54秒 | Weblog

 14日は赤穂義士の追善法要に参列しました。そのようすは昨日のブログで紹介しましたが、加東市家原の観音寺の境内にある四十七義士の墓碑域には、主君浅野内匠頭長矩、その脇に大石内蔵助良雄と主税父子、周囲をぐるりと取り巻くように義士たちの墓碑が配置されています。まるで生きて主君を仰いでいるようです。
 討ち入りで吉良上野介義央の首級をとり、芝高輪の泉岳寺の主君の墓前に報告をする義士の姿を描いたものです。忠臣蔵の映画でよく見た場面ですが、苦難を乗り越え、主君の恨みを晴らした義士が忠義を果たし、涙する場面でです。吉良の首がリアルに描かれており、なんとも凄い絵葉書だなとも思います。
 
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