平成22年(2010)、加東市の新年は福吉から始まります。市内で一番早く、元旦の午前9時から地区初集会が開かれるのが福吉(ふくよし)地区なのです。「福」と「吉」という目出度い字がそろい、加東市に福を呼び込んでくれる感じがします。
この目出度い名前は元禄時代に遡ることができるといいます。それ以前は仁我井村という名前だったようで、「にがい」と読みます。この名は「苦井」(にがい)の意味で、塩泉が湧き出ていたので付いたと言われています。しかし、「苦い」にも通じることで、不吉だと言う者もあり、元禄時代に村中に凶事が続いたことから皆で話し合い、好い字を選んで「福吉」と定めたということでした。(『加東郡誌』)
そして21世紀の現在、加東市となり、市内で一番早く新年の始動をする地区となったわけです。
福吉地区の大歳神社に参拝した折、石鳥居の柱の脇に百度石が建っているのに気づきました。小さな百度石で、表面が一部欠けており、古さが感じられました。建立年は不明ですが、初日の光を受けて光っているように見えました。
この目出度い名前は元禄時代に遡ることができるといいます。それ以前は仁我井村という名前だったようで、「にがい」と読みます。この名は「苦井」(にがい)の意味で、塩泉が湧き出ていたので付いたと言われています。しかし、「苦い」にも通じることで、不吉だと言う者もあり、元禄時代に村中に凶事が続いたことから皆で話し合い、好い字を選んで「福吉」と定めたということでした。(『加東郡誌』)
そして21世紀の現在、加東市となり、市内で一番早く新年の始動をする地区となったわけです。
福吉地区の大歳神社に参拝した折、石鳥居の柱の脇に百度石が建っているのに気づきました。小さな百度石で、表面が一部欠けており、古さが感じられました。建立年は不明ですが、初日の光を受けて光っているように見えました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます