ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和5年-社町消防組が赤岸川原で消防演習

2017年03月12日 04時52分15秒 | Weblog
 昭和5年(1930)、社町消防組の秋季演習の観覧案内が当時の社区長の「雑書綴」に綴じられています。
 実施日時は10月12日午前8時、場所は「家原赤岸河原」となっています。社町(旧社町、現在の社小学校区)の北部を流れる加古川の支流、千鳥川の川原です。赤岸の地名は、赤穂義士が訛ったものといわれており、この地に赤穂義士の墓碑がある観音寺があることに由来するとされています。
 組頭は黒石丑吉。消防組は町の火消しとして訓練を重ねていたことが分かります。その伝統が現在の加東市消防団に引き継がれています。
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