ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和28年助役日記より-成人式や初参会回り

2017年03月22日 05時49分34秒 | Weblog
 昭和28年(1953)の「助役日記」(合併前の旧社町、現加東市立社小学校区)の1月15日の頁には、「成人の日 式典 一時 於小学校講堂」と書き込まれています。この年に成人を迎えた人は現在83、4歳になっておられる。憶えておられるでしょうか。
 また「青年団総会」の書き込みがあります。当時は青年団活動が盛んだったと聞いています。やはり当時の青年は80歳代になっておられるはず。どのような人生を歩まれたでしょうか。
 備考欄には、「町長、助役初参会回り」「梶原10時 喜田11時 上中12時」との記入があります。今も加東市内のほとんどの地区が1月中に初総(集)会を行っています。呼び名は「初参会」の方が慣れ親しんできました。小さい頃、大人が集まり、役員選挙や難しい話をし、それが済むと延々と酒を飲んで賑やかだった様子を憶えています。母親ら女性陣は白いエプロン姿で酒の燗に忙しそうにしていた光景も目に浮かんできました。

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