加東市のほぼ中央に標高120メートルぐらいの嬉野台地が広がり、社と東条をつなぐ道路がその中央を東西に走っています。その道路から、山国へ抜ける旧道を車で走り、標高100メートルの面へと下っていくと、眼の前に、北から西に向けて広々とした風景が広がります。中国山地の山並み、平坦な青野ヶ原台地、そして平野と高台から望む風景は広大で、心もぱあーと広がります。
池や田圃が広がる台地は西に向かってゆるやかに下っていくと、お堂が見えてきます。周囲はグラウンドになっていて夏には盆踊りが盛大に行われますが、冬には北西から吹いてくる冷たく乾いた風に吹きさらされます。ふと見ると、お堂の脇に単車が置いてありました。お堂の中から鐘の音が聞こえます。どなたかがお堂の中で経をあげておられるのでしょう。山国の観音堂。夏には心地よい涼風がお堂を吹き抜けていましたが、今日は戸も閉じられたままでした。
池や田圃が広がる台地は西に向かってゆるやかに下っていくと、お堂が見えてきます。周囲はグラウンドになっていて夏には盆踊りが盛大に行われますが、冬には北西から吹いてくる冷たく乾いた風に吹きさらされます。ふと見ると、お堂の脇に単車が置いてありました。お堂の中から鐘の音が聞こえます。どなたかがお堂の中で経をあげておられるのでしょう。山国の観音堂。夏には心地よい涼風がお堂を吹き抜けていましたが、今日は戸も閉じられたままでした。