昭和18年(1943)の末、社町役場から各区長に対して、たくあん用の大根の需要量調査依頼が出されています。戦局がきびしくなる中、たくあん用の大根の配給を行うための調査ということです。日々逼迫する銃後の国民生活の状況の一端を知ることができます。
昭和十八年十一月二十四日
社 町 役 場
各区長殿
沢庵用大根需要量調査方ノ件
今般郡農会斡旋ノ下ニ食料品組合ニ於テ沢庵用大根ヲ配給致ス由申越候ニ付貴部内需要者並ニ数量御調査ノ上左記ニ依リ至急御報告相成度
此段及照合候也
昭和十八年十一月二十四日
社 町 役 場
各区長殿
沢庵用大根需要量調査方ノ件
今般郡農会斡旋ノ下ニ食料品組合ニ於テ沢庵用大根ヲ配給致ス由申越候ニ付貴部内需要者並ニ数量御調査ノ上左記ニ依リ至急御報告相成度
此段及照合候也