昭和7年(1932)の秋、陸軍が秋の演習のために社町(旧)に宿営する際の受入れに関する書類があります。今から70数年前のことですから軍隊の宿営を体験し記憶している人は少ないはず。それでも「あの家(店)には偉い軍人が泊まった」といった話は聞いたことがあります。こうして各の受入部隊や人数、馬頭数などの一覧を見ると現実感が感じられます。
昭和七年十一月二日 社 町 長
各区長殿
十一月十一日左記ノ通り軍隊宿営致スベク候条御繁忙中ニハ候へ共モ御準備相成度此段及御依頼候也
宿営 部隊名 佐官 准士以上 下士以下 計 馬
社 支隊長審判官 七 二五 五四一 五八三 二五
聯隊本部
二大隊及
一ヶ中隊
山国 二ヶ中隊 一 一〇 二九八 三〇九 四
松尾 歩兵砲隊 一 三〇 三一 五
田中 通信隊 一 三四 三五 六
鳥居 機関銃隊 二 四〇 四二 五
計 一〇四一 四五
昭和七年十一月二日 社 町 長
各区長殿
十一月十一日左記ノ通り軍隊宿営致スベク候条御繁忙中ニハ候へ共モ御準備相成度此段及御依頼候也
宿営 部隊名 佐官 准士以上 下士以下 計 馬
社 支隊長審判官 七 二五 五四一 五八三 二五
聯隊本部
二大隊及
一ヶ中隊
山国 二ヶ中隊 一 一〇 二九八 三〇九 四
松尾 歩兵砲隊 一 三〇 三一 五
田中 通信隊 一 三四 三五 六
鳥居 機関銃隊 二 四〇 四二 五
計 一〇四一 四五