ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

義士の祭-家原観音寺で法要

2008年12月16日 05時08分56秒 | Weblog
 12月14日(日)、加東市家原の観音寺で義士祭が行われました。「世界に一つ」加東遺産10選にも選ばれている観音寺の義士菩提所には、日曜日ということもあって多くの人々が訪れ、義士の墓碑に線香をあげたり、地元家原地区の皆さんによる甘酒の接待などを受けていました。この日の主な催しは次の通りです。

 8:30~ 甘酒の接待(観音寺境内の義士菩提所入口附近)
       福引き(観音寺本堂隣、1回60円で清酒、みかん箱、バケツ等)
10:00~ 義士奉賛加東市中学校駅伝大会
        ※浅野内匠頭刃傷を赤穂に知らせる早籠にちなんでの駅伝
        今年は加東市民病院前からのコースで開催
11:00~ 追善法要(観音寺本堂)
14:00~ 義士祭奉納少年剣道大会(観音寺)
16:00~ 赤穂義士の講談会(社市街地にある明治館)
       ※社地区地域づくり協議会が主催して昨年に続き2回目。
        旭堂南陵、旭堂南半球、旭堂小二三が出演

 旭堂南半球さんは今年初めての出演でしたが、12月14日の討ち入りの日に、東京泉岳寺でも赤穂の花岳寺でもない、この地方都市、加東市でこのように盛大に義士祭が開かれていることに驚くとともにとても嬉しい、ということを話していました。そうなんです。四十七士の討ち入りから150年回忌に観音寺に義士の菩提所がつくられ、300年余り経った今もこうして義士の忠義、武士道を称える行事が行われる、このことが私も素晴らしいことだと思うのです。
 
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