社区事務所『軍事関係往復文書』(昭和12年7月~14年2月)には、出征兵士の遺家族に対する慰問関係の通知なども多く綴じられていますが、そのうち、社町から出征兵士の遺家族への慰問金を贈ることについての文書、慰安会の案内を紹介します。
昭和十二年八月十八日
社町長 大橋實次
各区長
町会議員 殿
各種団体長
謹啓 暑熱ノ折柄益々御清健奉賀候
皇軍連日ノ奮戦ニ感謝ノ意ヲ表スルト共ニ出征兵諸君ノ御家庭ヲ慰ムルタメ郷土出身出征遺家族慰問金トシテ社町民一同トシテ金壱百円也納付致度御賛成相成度候(除出征家庭一戸平均十銭)
右御報国候也
拝啓
時下厳寒ノ砌御尊堂愈々御清適奉賀上候
堵而左記ノ通リ町出身出征応召軍人家族慰安ノ
「観劇ノ夕」ヲ開催可仕候間御来観被下度
此段御案内申上候 敬具
昭和十二年二十三日
社町軍事後援会長 大橋實次
神田栄太郎 殿
記
一、日 時 十二月二十三日午後五時三十分
一、場 所 社 佐保座
昭和十二年八月十八日
社町長 大橋實次
各区長
町会議員 殿
各種団体長
謹啓 暑熱ノ折柄益々御清健奉賀候
皇軍連日ノ奮戦ニ感謝ノ意ヲ表スルト共ニ出征兵諸君ノ御家庭ヲ慰ムルタメ郷土出身出征遺家族慰問金トシテ社町民一同トシテ金壱百円也納付致度御賛成相成度候(除出征家庭一戸平均十銭)
右御報国候也
拝啓
時下厳寒ノ砌御尊堂愈々御清適奉賀上候
堵而左記ノ通リ町出身出征応召軍人家族慰安ノ
「観劇ノ夕」ヲ開催可仕候間御来観被下度
此段御案内申上候 敬具
昭和十二年二十三日
社町軍事後援会長 大橋實次
神田栄太郎 殿
記
一、日 時 十二月二十三日午後五時三十分
一、場 所 社 佐保座