桑原あい ザ・プロジェクト
2018年11月13日(火) ラゾーナ川崎プラザソル
桑原あい(pf)、鳥越啓介(bass)、千住宗臣(drums)
先週の様々な奏者、様々な組み合わせから、今度はピアノトリオ、彼女の音楽をシンプルに聴くにはこれがベースになるだろう。
プログラムは先週のもの、つまり最新アルバムと共通なものが多いが、トリオになるとこう変わる、別の面が見えてくるというところがある。今回はトリオとしてレベルの高い演奏を目標としているようで、それは聴き取れた。
プーランクの即興曲はドラムとのマッチングが素晴らしいしい。またマリアの冒頭、ベースが弓ではじまるところは先週よりインパクトが強い音出しで、マイク、PAなどもかなり工夫しているようにきこえた。
またプーランクにしてもTo The End Of This World にしても先週より小編成ではあるのだが、一人一人はよりリリカルにしっとりと表出していて、彼らの表現はじっくり味わうことができた。
アンコール、今回はDear Family。7月のソロの時は中ごろに弾かれたと記憶しているが、このときよりいい意味で崩したというか、自作に対してよりジャズ的に楽しんでいるという感じが、面白かった。
セットリスト
1. Money Jungle(デューク・エリオントン)
2. Into the future or the past
3. MAMA
4. 即興曲第15番"エディット・ピアフに捧ぐ"(フランシス・プーランク)
5. Opening-1
6. Maria(from Westside Story)(レナード・バーンステイン)
7. To The End Of This World
8. 919
encore: Dear Family
なお、7月のソロコンサートの時に彼女自身が語っていたように、筋力はついているようで、大きく前に進んでいく展開も限界になる感じがしなくてよい。数年前最初に見た時に、もう少し背中に筋肉がつくといいなと思ったが、それはさすがにクリアしている。
2018年11月13日(火) ラゾーナ川崎プラザソル
桑原あい(pf)、鳥越啓介(bass)、千住宗臣(drums)
先週の様々な奏者、様々な組み合わせから、今度はピアノトリオ、彼女の音楽をシンプルに聴くにはこれがベースになるだろう。
プログラムは先週のもの、つまり最新アルバムと共通なものが多いが、トリオになるとこう変わる、別の面が見えてくるというところがある。今回はトリオとしてレベルの高い演奏を目標としているようで、それは聴き取れた。
プーランクの即興曲はドラムとのマッチングが素晴らしいしい。またマリアの冒頭、ベースが弓ではじまるところは先週よりインパクトが強い音出しで、マイク、PAなどもかなり工夫しているようにきこえた。
またプーランクにしてもTo The End Of This World にしても先週より小編成ではあるのだが、一人一人はよりリリカルにしっとりと表出していて、彼らの表現はじっくり味わうことができた。
アンコール、今回はDear Family。7月のソロの時は中ごろに弾かれたと記憶しているが、このときよりいい意味で崩したというか、自作に対してよりジャズ的に楽しんでいるという感じが、面白かった。
セットリスト
1. Money Jungle(デューク・エリオントン)
2. Into the future or the past
3. MAMA
4. 即興曲第15番"エディット・ピアフに捧ぐ"(フランシス・プーランク)
5. Opening-1
6. Maria(from Westside Story)(レナード・バーンステイン)
7. To The End Of This World
8. 919
encore: Dear Family
なお、7月のソロコンサートの時に彼女自身が語っていたように、筋力はついているようで、大きく前に進んでいく展開も限界になる感じがしなくてよい。数年前最初に見た時に、もう少し背中に筋肉がつくといいなと思ったが、それはさすがにクリアしている。