昨日の夜 たけしのTVタックル 「昭和天皇のメモで大紛糾 A級戦犯分祀論VS中韓の思惑!!」が有ったので見たいと思っていたが仕事の都合の途中から見る事となった 幸い昭和天皇のメモの論争には間に合ったようだ
TVなので次々に画像と会話が流れるので印象に残った事を中心に書いてみたい
番組の最後にたけしが「靖国神社を小学校や子供の遠足で行けるような場所にする事が大切だ そこで平和や兵隊さんの事を知る場所に」と締めくくっていたのは流石だ
話題からして右派の錚々たる顔ぶれが揃っていたが中でも浜幸の発言は驚いた
「昭和天皇は大東亜戦争を裁可されたのであるからその命に従って戦争に行き天皇陛下の為に命を捧げた人々の眠る靖国神社をお参りされない理由は何か」と剛速球を投げる
これについては民社党の原口・長島議員から反論がでる
「明治憲法下で天皇は内閣の奏上を拒否されないので責任は無い」と、これにはコラムニスト勝田が賛成する
浜幸の真意は分からぬが「米国の謀略によって挑発され戦争をハワイに仕掛けた日本と敗戦により象徴天皇になった天皇制を廃止し大統領制にしようする者(米国?の)陰謀」との奇説を披露し福岡教授に脱線を止められた
天皇戦争責任論は戦後ソ連共産党の指嗾に乗った日本共産党・社会党の汚点である 戦後のメーデーに「朕は鱈腹食っている汝ら人民飢えて死ね」とのプラカードが出たり火炎瓶闘争が行われたのはその一例である
国民の心の錘である天皇を国民から切り離せば国民バラバラになり共産主義社会が現出し易くなるとの戦略はその後も手を変え品を変えて繰り返されその残渣があちこちに残る
爺の見解では「昭和天皇は明治憲法下でも無答責(政治責任は負わない)なのです その責任は輔弼の臣(主に国務大臣その他閣外の重臣)にあります 特に軍の統帥権を盾に取り天皇のお名前を騙り軍を動かし他国に侵入しついには米国の参戦を呼んだ責任は軍人に有るのです」「戦時中戦争指導を行ったとか早期終戦を退けた等を挙げて責任を問う意見もあります しかしこれが本当であったとして一部は権限の範囲内の問題であろうし、判断が間違えであればまさに輔弼の臣が十分に機能していれば有り得ない話であります」「それでも責任を問う方に答えたい 最後は陸海軍首脳の反対を抑えてポツム宣言を受諾 戦争を終わらせ 300万将兵をして一斉に武器を置かせた事は昭和天皇の威光であります」仮に功罪を考えるなら十分に功が罪を上回っていると考えます
さて討論はA級戦犯の分祀に触れます
古賀氏が中国で「A級戦犯分祀論」を述べた件はスタジオ外参加の自民党稲田により「中国に賛同を絵に行くなんて 有り得ない」と切って捨てられます
山拓が「国立追悼施設を建設」との動きに福岡教授もいやしいと拒否
話は極東裁判にも触れます
稲田はサンフランシスコ条約11条は戦犯の「国内における釈放と手続きを決めたもので極東裁判を受けう入れたと日本に不利なように理解するか分からない」と極東裁判否定論をぶちます
ここから極東軍事裁判を認める派と認めない派に別れ「谷垣と安倍」の靖国参拝の有無を論評する
この後自民党枡添が「政治家は結果責任であるから(極東裁判の結果に関わらず)東条他の罪はあろう」と物凄く納得行く意見を述べた
東条英機の評価も分かれるが福岡先生の「生きて虜囚の辱めをーーの戦陣訓を作ったのは彼だ」勝田「A級戦犯を一括りするのでなく」「日本人が戦争責任を評価する」両者「どうすれば天皇・首相が問題なくお参りできるのか」と本音は分からないが靖国神社のあるべき方向はうっすら見えた
爺が不思議に思っている事が一つある
富田メモが世に出た事について評論家三宅は「不忠の臣」等と叫ぶび「墓場まで持って行くべき云々」とまで語る 欧米では著名の政治家は「回想録」を書くし中国で要人は「正史に名を残す事を意識し発言する」
天皇は違うと強弁するよりある年限を経たら「専門機関」により検証され発表されたら歴史上の出来事を時系列で並べるだけ(日本人の得意)でなく歴史上の変換点その機微を知る手がかり(日本人に欠落している)になろう
終戦直後日本軍は丸秘資料はじめ大量の資料を焼却破砕したが資料を隠すという発想は官僚の遺伝子そのものである
極東軍事裁判については長くなるので後日(8月5日)述べたい
靖国神社の有り方についてはこのエントリーを
TVなので次々に画像と会話が流れるので印象に残った事を中心に書いてみたい
番組の最後にたけしが「靖国神社を小学校や子供の遠足で行けるような場所にする事が大切だ そこで平和や兵隊さんの事を知る場所に」と締めくくっていたのは流石だ
話題からして右派の錚々たる顔ぶれが揃っていたが中でも浜幸の発言は驚いた
「昭和天皇は大東亜戦争を裁可されたのであるからその命に従って戦争に行き天皇陛下の為に命を捧げた人々の眠る靖国神社をお参りされない理由は何か」と剛速球を投げる
これについては民社党の原口・長島議員から反論がでる
「明治憲法下で天皇は内閣の奏上を拒否されないので責任は無い」と、これにはコラムニスト勝田が賛成する
浜幸の真意は分からぬが「米国の謀略によって挑発され戦争をハワイに仕掛けた日本と敗戦により象徴天皇になった天皇制を廃止し大統領制にしようする者(米国?の)陰謀」との奇説を披露し福岡教授に脱線を止められた
天皇戦争責任論は戦後ソ連共産党の指嗾に乗った日本共産党・社会党の汚点である 戦後のメーデーに「朕は鱈腹食っている汝ら人民飢えて死ね」とのプラカードが出たり火炎瓶闘争が行われたのはその一例である
国民の心の錘である天皇を国民から切り離せば国民バラバラになり共産主義社会が現出し易くなるとの戦略はその後も手を変え品を変えて繰り返されその残渣があちこちに残る
爺の見解では「昭和天皇は明治憲法下でも無答責(政治責任は負わない)なのです その責任は輔弼の臣(主に国務大臣その他閣外の重臣)にあります 特に軍の統帥権を盾に取り天皇のお名前を騙り軍を動かし他国に侵入しついには米国の参戦を呼んだ責任は軍人に有るのです」「戦時中戦争指導を行ったとか早期終戦を退けた等を挙げて責任を問う意見もあります しかしこれが本当であったとして一部は権限の範囲内の問題であろうし、判断が間違えであればまさに輔弼の臣が十分に機能していれば有り得ない話であります」「それでも責任を問う方に答えたい 最後は陸海軍首脳の反対を抑えてポツム宣言を受諾 戦争を終わらせ 300万将兵をして一斉に武器を置かせた事は昭和天皇の威光であります」仮に功罪を考えるなら十分に功が罪を上回っていると考えます
さて討論はA級戦犯の分祀に触れます
古賀氏が中国で「A級戦犯分祀論」を述べた件はスタジオ外参加の自民党稲田により「中国に賛同を絵に行くなんて 有り得ない」と切って捨てられます
山拓が「国立追悼施設を建設」との動きに福岡教授もいやしいと拒否
話は極東裁判にも触れます
稲田はサンフランシスコ条約11条は戦犯の「国内における釈放と手続きを決めたもので極東裁判を受けう入れたと日本に不利なように理解するか分からない」と極東裁判否定論をぶちます
ここから極東軍事裁判を認める派と認めない派に別れ「谷垣と安倍」の靖国参拝の有無を論評する
この後自民党枡添が「政治家は結果責任であるから(極東裁判の結果に関わらず)東条他の罪はあろう」と物凄く納得行く意見を述べた
東条英機の評価も分かれるが福岡先生の「生きて虜囚の辱めをーーの戦陣訓を作ったのは彼だ」勝田「A級戦犯を一括りするのでなく」「日本人が戦争責任を評価する」両者「どうすれば天皇・首相が問題なくお参りできるのか」と本音は分からないが靖国神社のあるべき方向はうっすら見えた
爺が不思議に思っている事が一つある
富田メモが世に出た事について評論家三宅は「不忠の臣」等と叫ぶび「墓場まで持って行くべき云々」とまで語る 欧米では著名の政治家は「回想録」を書くし中国で要人は「正史に名を残す事を意識し発言する」
天皇は違うと強弁するよりある年限を経たら「専門機関」により検証され発表されたら歴史上の出来事を時系列で並べるだけ(日本人の得意)でなく歴史上の変換点その機微を知る手がかり(日本人に欠落している)になろう
終戦直後日本軍は丸秘資料はじめ大量の資料を焼却破砕したが資料を隠すという発想は官僚の遺伝子そのものである
極東軍事裁判については長くなるので後日(8月5日)述べたい
靖国神社の有り方についてはこのエントリーを
A級戦犯といっても東郷外相のような人もいたわけですしナチス・ドイツのような凶悪な独裁者がいたわけでもない。東条英機だって、ヒトラーのような人物ではない。
日本の場合は組織に重大な欠陥があった。この史実に僕は着目したいです。
遊就館や大東亜戦争肯定派の人達はこの問題を無視していると思います。
国益といよりは陸軍省、海軍省の省益や自分達の組織のために戦争したとしか思えないのです。
東京裁判が妥当だったとは言い難いかもしれないが国家の指導層の責任は大きいです。
ですから純粋に祖国のことは思い死んでいった人達と同じというのはいかがなものかと考えます。
>東京裁判が妥当だったとは言い難いかもしれないが国家の指導層の責任は大きいです
爺は上記の意見に賛成します
東条はヒットラーの様な人物ではないのですがそれだけに何故開戦に踏み切る上奏をしたのか? そこを点検する必要があります
東京裁判を認めぬ人もいますが「昭和の初めからやむ事無く満州中国本土へ進出する日本軍」をみて欧米人が「共同謀議による平和に対する罪」とでも考えなければ理解できなかったであろう事は想像が付きます
日本の官僚機構は誰が何処でGoサインを出してその結果が誤りの場合誰がStopをかけるかその責任はとの点で無責任な組織なのです その遺伝子は今でも年金その他の無駄遣いによる保養施設や宿泊施設の建設に良く現れています
A級戦犯は裁判の結果を赦免されたとして日本人に対し敗戦という結果責任を取ってもらいたい その意味で赤紙一枚で応召され戦死された方と同じ場所に鎮まっているのは失礼の極みと考えます 又お寄りください