goo blog サービス終了のお知らせ 

王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

中国残留孤児 帰国や支援 国に義務ない

2007-01-31 07:30:52 | 中国関連
国に義務や違法ない 残留孤児早期帰国や支援で(共同通信) - goo ニュース

昨日夕刻TVのニュースを見ていると中国残留孤児による国に対する損害賠償の裁判について映像が流れた
裁判所から若い支援者?が駆けて出てくると手に持ったポスター状のものを広げる
それには「不当判決」と書いてあった

先行する同様の裁判では大阪地裁は原告敗訴 神戸地裁は国敗訴、そして東京地裁は原告敗訴となった
引き続き5次訴訟団迄1100人程が東京地裁の同じ裁判官の審判にかかるらしい
その影響は大きい

爺は一昨年秋の中国残留孤児の肉親探しのエントリーでも書いたが中国残留孤児は昭和20年8月ソ連軍の満州侵攻により起きた
昭和16年大東亜戦争勃発 日中戦争さえ解決できぬまま太平洋方面で米英蘭を相手に新戦線展開 本来ソ連に備え満蒙国境に展開していた虎の子の関東軍を太平洋方面に抽出 兵力の不足を誤魔化す為内地より開拓農民を国境近くに展開させた
なけなしの関東軍もソ連軍侵攻の情報を得ると開拓農民を置き去りにして部隊ごと朝鮮国境方面に逃げてしまう
昭和20年には開拓農民の男子を兵隊として徴用、老人と女子供の避難行が始まる
爺の知人や友人でも満州での逃避行をただひたすら歩いたとかすかに記憶する者がいる それでも生きて帰れた人は幸せであった 大勢が殺され病死し一部が残留孤児となった

判決の前に原告の何人かのインタビューがTVで流された
物心付いて「日本人」である事によるいじめ
文化大革命で「日本人」である事による迫害或いは家庭の崩壊
帰国してからの生活苦 言葉の問題 高年齢と会話が出来ない事による就労難というか収入途絶 中国人の伴侶又一緒に帰国した子供や孫の問題を語る
 
爺は感じる 中国の文化の中で育った影響であろう「自己主張は強烈である」又「鉄飯椀或いは親方単位(日本語で自分の勤める企業や行政組織もっと広くは国が最後の頼り)」である

でも中国人との交渉ごとは相手がその様に主張したら当方はその倍の声で反対の主張をする必要がある やがて双方に応援団がつきそこそこ妥協の線が出る

今100%ベースの原告主張が一人頭3300万円である 仮に国が責任を認めなければ回答は0円 その中間のどこかに真実がある

安倍総理 貴方の母方のお爺様は岸信介氏 戦前は満州国国務院総務司長 開戦時は東条内閣の商工大臣でした 
東京地裁が残留孤児の訴えを「高度に政治的な判断」と司法の判断を回避するなら
安倍総理による「政治的救済」も方法の一つです あと10年も争うと原告の中で加齢による死亡者が出ます 是非満州と浅からぬ因縁のある貴方が踏み込んだ判断をしてください お願いします

共同通信:
中国残留孤児40人が国に損害賠償を求めた訴訟で、請求を棄却した30日の東京地裁判決(加藤謙一裁判長)は「残留孤児の損害は戦争から生じたとみるべきで、国には早期帰国の実現や帰国後に自立を支援する義務はなく、違法、不当行為もない」として原告の主張をすべて退けた。原告側は直ちに控訴する方針を明らかにした。

残留孤児約2200人が15地裁に起こした一連の訴訟は、昨年12月の神戸地裁判決が支援義務違反などを認め、国に約4億6000万円の賠償を命じたことから司法への期待が高まったが、それに反する結果となり、今後は政治救済を求める声も強まりそうだ。

東京訴訟も(1)孤児発生に対する国の責任(2)早期帰国を実現する義務に違反したか(3)帰国後の自立を支援する義務を果たしているか-などが主な争点となった(引用終わり)

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リッチランド 500億円 ... | トップ | 柳沢厚労相 続投か辞任か? »
最新の画像もっと見る

4 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
TB有難うございました。 (美代子)
2007-01-31 16:08:43
TBありがとうございました。
「爺」さまの・・・←あれ?ナンかヘンですね。「王様の耳はロバの耳」さまとお呼びするべきでしょうか? ←チョッと長いかな。 ブログを拝読させて頂きました。とても勉強になります。これからもよろしくお願い致します。
返信する
説明すれば (浜の偏屈爺)
2007-01-31 17:39:42
美代子様 今晩は お立ち寄りとコメント有り難う御座いました 
まず爺の説明から:爺のブログの表題が「王様の耳はロバの耳」です そしてその書き手の名前が「浜の偏屈爺」です そう一寸長いと感じる方は「浜爺(はまじい)」と呼んでいます
さて美代子様ですが爺の側から見ると貴ブログの題名が思い浮かばないのです TBして下さるかコメントの際にURL打ち込んでください お願いします
又お寄りください
返信する
本当ですね (菜花)
2007-02-01 11:54:18
浜の偏屈爺 様 こんにちは。

本当ですね。日本という国は、目先の事ばかりに右往左往していて、過去に自国がした事の責任をきちんと取ろうとしない国だと思います。

まずは、自己責任は自分で取る という当たり前の道徳を実行して欲しいと思います。
残留孤児の人達の為にも、そして、その人達を育ててくれた中国の方達の為にも。

TB を一つさせて頂きました。ご判断下さい。
返信する
広い視野で (浜の偏屈爺)
2007-02-01 13:14:49
菜の花 様 今日は お久し振りです 今日も暖かですね 房総の方では菜の花が咲いているかもしれません さて中国残留孤児ですが貴ブログの赤い月を初め藤原ていさんの流れる星は生きている、山崎豊子さんんの大地の子に詳しいですね 「誰の為に何を守るのか?」帝国陸海軍は国民の為にその命を守ってくれませんでした ただ陸軍のそして海軍の名誉のみです 省益あって国益なしでした いまも残留孤児にそんな手厚く援助するなら国内の生活保護者以上の待遇ではとの批判があります 貧しい者同志の争いを呼び起こす理論です 金が問題なら一般・特別会計合計3000兆円/年間の国の財政を1%節約して3兆円、10%で30兆円の余裕が出ます 大方針さえ決まれば方法は有るのです 今回の柳沢厚労相も大きな見地で考えてもらいたいものです
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

中国関連」カテゴリの最新記事