王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

コロナ禍で激変のCM事情“巣ごもり需要”で出稿量を増やした企業は?

2020-05-17 09:20:55 | 新型コロナウイルス
17日早朝に投稿のニュースです。
そういわれてみれば、近頃番組のCMに替わり、ACジャパンのCMをよく目にする!
何だか、2011年3月の東日本大震災以降のCMの編成を思い出します。
理由はスポンサー側の自粛、こんな時期に自社のCMを流したら嫌われるではないか?と判断して、(スポンサーを)下りた企業が多かった。
今回は「休校要請や外出自粛要請」が盛んに出されたので、ディズニーリゾートはCMを流せません。 
そして、その時間の隙間に「あげるくん」のCMなどが増えたのだとか?
それでも、2位にインディードが入って居ます。 求人関係のアプリ紹介ですかね?
早く穏やかな各社の楽しそうなCMが流れる時節が到来する事を願っています。

写真:今後のCM 出荷量は(イメージ)

デイリー新潮:
 CMは社会を写す鏡だ。春めいてくると、新入社員向けのスーツのCMが目立つようになり、夏休み前にはレジャー関連のCMが増える。もっとも、それは新型コロナ禍に見舞われる前の話。今、CM事情は急変している。CMを凝視すると、日本経済の実相が浮かび上がる。
 この3月、最も多く流れたCMは何かというと、企業のものではなく、ACジャパン(ビデオリサーチコムハウス調べ、関東地区、以下同)。その数、1783本に達した。4月も2000本を超えており、2カ月連続でのトップは確実だ。
 どうしてACジャパンのCMが大量に流れているかというと、スポンサーである企業の都合によって、あらかじめ用意してあった本来のCMが、ACジャパンのCMに差し替えられているから。あくまで企業側の都合なので、民放には基本的に通常どおりのCM料金が入る。
 東日本大震災後もACジャパンのCMが大量に流れた。理由の大半は自粛。未曾有の大災害によって多くの同胞が嘆き悲しんでいる中で、商品などをPRしたら反感を買うと判断した企業が多かった。
 だが、今回は事情が異なる。一部には自粛している企業もあるものの、多くがCMを流せなくなった。
 例えば東京ディズニーリゾートのCM。政府による小中高等学校への休校要請から2日後の2月29日以降、臨時休園しているのだから、CMを流すわけにはいかない。ほかにも航空、観光、スポーツジムなど流せなくなったCMは数多い。
 4月以降はACジャパンのCMすら流せないこともある。民放側が売るはずのCM枠を、どの企業も買わないからだ。
 その空白の時間帯に流れるのは、民放が運営する公式テレビポータルサイト「TVer(ティーバー)」、民放連による放送番組の違法配信撲滅キャンペーン「違法だよ!あげるくん」の各CMと番組宣伝。いずれも自己PRなので、各民放の売り上げにはならない。
 このところ番宣や「TVer」、「あげるくん」の各CMが目につくようになったが、それは新型コロナ禍と4月7日からの緊急事態宣言によって企業がCM出稿を手控えているためである。民放にとっては由々しき事態なのだ。
 以下、3月のCMの放送回数ベスト20である(注・銘柄別)。ランクインしている企業は新型コロナ禍の影響を最小限に食い止められていると見ていいだろう。
1 ACジャパン 1783本 2月比706・7%
2 インディード 1771本 同137・2%
3 マクドナルド 1389本 同102・9%
4 リクルートライフスタイル じゃらん製品 1144本 同239・8%
5 リクルートライフスタイル 923本 同194・4%
6 龍角散ダイレクトスティック 821本 同296・4%
7 リクルートマーケティングパートナーズ スタディサプリ 818本 同489・8%
8 進研ゼミ 802本 同76・4%
9 ニトリ 797本 同84・6%
10 コーワ ザガードコーワ整腸錠α3+ 751本 同119・6%
11 ソニー損害保険 自動車保険 742本 同165・3%
12 ユニクロ 702本 同166・7%
13 コーワ キューピーコーワαドリンク 700本 同173・7%
14 コーワ バンテリンパットEX 670本 同13400%
15 NTTドコモ 650本 同121・1%
16 JXTGエネルギー ENEOSでんき 同649本 536・4本
17 コカコーラ ファンタ 640本 ――
18 JR東日本 えきねっと 618本 ――
19 ソフトバンク Softbank Air 612本 同529・5%
20 ソフトバンク メリハリプラン 599本 ――
 ACジャパンの2月比706・7%が目を引く。その分、流れなかった企業のCM
がある。
 外食チェーン店の多くがCMを減らす中、2月から微増したのがマクドナルド。ドライブスルーやデリバリーを活用し、「おうちマック」を呼び掛け、気を吐いている。
 CMも功を奏したのか、4月度の既存店売上高は、前年同月比6・5%増(日本マクドナルドホールディングス) 。営業時間の短縮など厳しい環境の中、「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」などの新メニューが当たった。(以下省略)

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