goo blog サービス終了のお知らせ 

王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

三遊亭円楽師匠 逝去

2009-10-31 06:02:26 | 芸能
落語家の三遊亭円楽さん死去=「薮入り」など人情話を得意に(時事通信) - goo ニュース

落語家の三遊亭円楽師匠(76)が肺がんで逝去されました。謹んでお悔やみを申し上げます。   合掌
元気な頃は「笑点」の司会を務め自己紹介で「星の王子様」なんて称して笑いを取っていました。

数年前(05年10月)脳梗塞を患い治療に専念されたと思いますが翌年「笑点」の司会を「歌丸師匠」に譲りメンバーから勇退されたと思います。

その後リハビリに取り組まれ落語の方は人情話「芝浜」を演ずるべく努力をされていたようです。
2007年2月「国立劇場」で「芝浜」を見事語り切りました。
しかし本人は話の出来に納得しなかった様で楽屋に下がって引退を表明しました。

マスコミや仲間内は「良く頑張った」と好意的でしたが「この出来では」と自分に厳しく結論を下したのは立派な事でなかなか出来ない話と感心したのを覚えています。
その時にも引き合いに出されていましたが8代目桂文楽師匠が高座でセリフにつまり「台詞を忘れてしまいました」「勉強をし直してまいります」と謝罪しそのまま高座から下がり「二度と舞台に上がらなかった」との話を思い出しました。
爺が若い頃の話ですが文楽師匠は80に近い70才台ではなかったか。

仕事は落語と言いながらお二方の「芸の見切りの凄さ」を思い出しました。

園楽気師匠は「三遊亭楽太郎」師匠に6代目を襲名させる事を決めていましたから
大往生ですね。
あれこれ大変な闘病生活であったようですが安らかにお眠りください。 合掌

時事通信:
人情話を得意とした落語家の三遊亭円楽(さんゆうてい・えんらく、本名吉河寛海=よしかわ・ひろうみ)さんが29日午前8時15分、肺がんのため東京都内の自宅で死去した。76歳だった。東京都出身。葬儀は近親者と一門のみで行い、後日お別れの会を開く。喪主は妻和子(かずこ)さん。 
(引用終わり)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 思いやり予算「見直し必要」... | トップ | 日本シリーズ 巨人が先勝 »
最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは。 (SHINGO。)
2009-10-31 21:54:13
トラックバックありがとうございました。

>仕事は落語と言いながらお二方の「芸の見切りの凄さ」を思い出しました。

そういった目というか、自分の尺度を持ってるからこそ
芸を極めることが出来たってことになりますかね。
仕事は違えど、見習いたい・・
いや見習うことは出来なくても、気持の片隅に
置いておきたいお話ですね。
返信する
あちこちに (浜の偏屈爺)
2009-11-02 08:37:45
SHINGO様 お早うございます。TBとコメント有り難うございました。
政界でも芸能界でも引き時を知らず老醜をさらしている人たちが結構居ますよね。町内会の役員の中にも。
自分で自分の幕引きをするのは「出来そうで中々出来ません」
円楽師匠は見事なものでした。
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

芸能」カテゴリの最新記事