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TPP 米 関税撤廃を要求 重要5品目は猶予期間!!

2013-11-17 08:16:27 | 外交
米、関税全廃を要求 TPP交渉、重要5項目は猶予期間(朝日新聞) - goo ニュース

米国としては当たり前の事ですよね。まあ重要5品目を認めた事は日本の主張を少しはきいたという事でしょう。
これからは安倍政権は「TPPの主唱者である米国の考えを確認できたのですから、嫌ならばnoと言って交渉離脱」するのが反対派党員と関係者に対する説明でした。
さて年内交渉妥結との圧力もありキツネと狸どうなるでしょうかね?
余りTTP担当相はキツネでしょうか狸ですかね?
アッという「玉虫色の妥協案」は出るでしょうか?
しっかり見守りましょうね。


朝日新聞:
【藤田知也】環太平洋経済連携協定(TPP)交渉で、米国が日本にすべての輸入品の関税をなくすよう求めていることが分かった。日本が例外扱いを求めているコメなどの農産品「重要5項目」も、20年以上の猶予期間をつくるなどして撤廃するよう要求。米国の想定外の強硬姿勢に日本政府は反発を強めており、年内妥結は不透明さを増している。

 日本はこれまで、コメと麦、砂糖、牛・豚肉、乳製品の重要5項目を関税撤廃の対象外とし、関税をなくす品目数の割合(貿易自由化率)は最大89%前後とすることを提案。さらに「聖域」を絞り込み、自由化率の引き上げも検討中だ。

 米国とは、2月の首脳会談で「日本には一定の農産品、米国には一定の工業製品といったセンシティビティー(重要項目)があることを認識する」ことで合意。一定割合の品目については関税を維持できる、とみて交渉を進めてきた。

 しかし交渉関係者によると、米通商代表部(USTR)のフロマン代表は10月下旬、甘利明TPP担当相との電話協議で、全輸入品の関税撤廃を要求。甘利氏は「重要5項目は政権の命運にかかわる」などと応じて拒否したが、米国側はその後も、一部の品目について20年以上の猶予期間を認める考えを示唆しながら、全輸入品の関税撤廃を求め続けているという。
(引用終わり)

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