【カタルーニャ問題】独立宣言への抗議デモに30万人 スペイン中央政府はプチデモン前州首相の選挙参加容認
今朝の横浜は台風22号一過、少し雲が残り風があります。なんとこの風は今シーズンの木枯らし1号だとか!!
さて衆院選の敗戦処理で野党がごちゃごちゃしていて国会召集まで政治問題は動きそうもなさそうです。加えてトランプ大統領の訪日が迫りますから「北と対米貿易の問題」で政府は忙しいでしょうね!
さてスペインのカルルーニャ州の独立宣言問題ではスペイン首相は「州議会解散を宣言」しました。どうやらEUも関連主要国の仏も独も「州に肩入れはご免なさい」の様です。

先には州の独立宣言を喜ぶ「賛成派」のデモを報じましたが29日(現地時間だと思います)に「独立宣言反対派」のデモが行われ市当局の発表によれば30万人が参加したそうです。
バロセロナ市の人口が160万人ほどで福岡市(154万人)川崎市、神戸市が147万人ほどですから何となく規模が分かります。
州の独立ですから他州から大勢押し掛けたのでないとすればそして主催者ではありませんが当局(多分中央より)の発表で話半分の15万人にしても大変な動員力です。
たとえば今年春の連合のメーデーの参加者が主催者側発表で4万人ですから本気度が分かります。
まあ細かく見ると「賛成と反対」は僅差の様で英国のEU離脱と趣は似ています。
何にしろ「賛成派と反対派」の衝突でも起きて流血沙汰や最悪死傷者が出たりしないか気にしていましたがその様な事はなかったみたいで他人事ながらホットしています。
日本に例えるなら「日米安保賛成か反対か?」みたいなものでそれだけでスパッと切り分けられない微妙な側面があるのでしょうかね?
同政治的に決着つけるのか日本人と違う政治風土の人の対応を興味を持って眺めています。


写真:独立に抗議するデモ隊(毎日)
産経新聞:
【パリ=三井美奈】スペイン東部カタルーニャ自治州の州都バルセロナで29日、州の「独立宣言」に反対するデモが行われた。市当局は約30万人が参加したと発表した。
現地のテレビによると、参加者はスペイン国旗とカタルーニャ旗を掲げて、「スペイン万歳」「法と民主主義を守れ」などと叫びながら、市中心部を行進した。独立宣言を批判して、「(州首相を罷免された)プチデモン氏を刑務所に送れ」と書いたプラカードを掲げる参加者もいた。デモは、独立に反対する民間団体や政党が呼びかけた。
「独立宣言」は27日に州議会が決議。その後、中央政府は同州の自治権停止と直轄統治を発表し、独立支持派が抗議デモを行った。29日のデモは独立支持派に対抗する狙いだが、双方の衝突が懸念されている。
一方、中央政府の報道官は28日、自治権停止に伴い州首相を罷免されたプチデモン氏について、12月21日に行われる州議会選への参加を認める方針を示した。ロイター通信のインタビューで述べた。
報道官は、プチデモン氏が28日のテレビ演説で中央政府の直轄統治に対する「民主的な抵抗」を呼びかけたことに触れ、「彼が選挙に参加すれば、民主的な抵抗になる」と述べた。
その上で、プチデモン氏が自身の罷免を認めなければ、「常識に基づいた措置をとる」と述べた。中央政府の統治を妨害した場合には、強硬措置も辞さない構えを示したものだ。反乱罪で有罪になると、最高で禁錮30年の刑罰が科される。
州議会選は、中央政府のラホイ首相が今月27日に実施を発表した。中央政府の直轄統治の下で州議会選を行い、新政府を発足させた後に自治権を復活させる狙いとみられる。
州議会選に参加する政党は、11月に届け出る必要がある。独立強硬派の政党からは、「われわれは独立国。スペイン政府が行う選挙に参加すべきでない」という意見が出る一方、穏健派は「州議会にとどまるべきだ」との声が強く、意見が分かれている。
保守系の全国紙ムンド(電子版)が29日に報じた同州の世論調査によると、州議会選挙を現在の政党構成で実施した場合、独立派が42・5%、反独立派が43・4%を得票する見込みで、支持は拮抗している。
今朝の横浜は台風22号一過、少し雲が残り風があります。なんとこの風は今シーズンの木枯らし1号だとか!!
さて衆院選の敗戦処理で野党がごちゃごちゃしていて国会召集まで政治問題は動きそうもなさそうです。加えてトランプ大統領の訪日が迫りますから「北と対米貿易の問題」で政府は忙しいでしょうね!
さてスペインのカルルーニャ州の独立宣言問題ではスペイン首相は「州議会解散を宣言」しました。どうやらEUも関連主要国の仏も独も「州に肩入れはご免なさい」の様です。

先には州の独立宣言を喜ぶ「賛成派」のデモを報じましたが29日(現地時間だと思います)に「独立宣言反対派」のデモが行われ市当局の発表によれば30万人が参加したそうです。
バロセロナ市の人口が160万人ほどで福岡市(154万人)川崎市、神戸市が147万人ほどですから何となく規模が分かります。
州の独立ですから他州から大勢押し掛けたのでないとすればそして主催者ではありませんが当局(多分中央より)の発表で話半分の15万人にしても大変な動員力です。
たとえば今年春の連合のメーデーの参加者が主催者側発表で4万人ですから本気度が分かります。
まあ細かく見ると「賛成と反対」は僅差の様で英国のEU離脱と趣は似ています。
何にしろ「賛成派と反対派」の衝突でも起きて流血沙汰や最悪死傷者が出たりしないか気にしていましたがその様な事はなかったみたいで他人事ながらホットしています。
日本に例えるなら「日米安保賛成か反対か?」みたいなものでそれだけでスパッと切り分けられない微妙な側面があるのでしょうかね?
同政治的に決着つけるのか日本人と違う政治風土の人の対応を興味を持って眺めています。


写真:独立に抗議するデモ隊(毎日)
産経新聞:
【パリ=三井美奈】スペイン東部カタルーニャ自治州の州都バルセロナで29日、州の「独立宣言」に反対するデモが行われた。市当局は約30万人が参加したと発表した。
現地のテレビによると、参加者はスペイン国旗とカタルーニャ旗を掲げて、「スペイン万歳」「法と民主主義を守れ」などと叫びながら、市中心部を行進した。独立宣言を批判して、「(州首相を罷免された)プチデモン氏を刑務所に送れ」と書いたプラカードを掲げる参加者もいた。デモは、独立に反対する民間団体や政党が呼びかけた。
「独立宣言」は27日に州議会が決議。その後、中央政府は同州の自治権停止と直轄統治を発表し、独立支持派が抗議デモを行った。29日のデモは独立支持派に対抗する狙いだが、双方の衝突が懸念されている。
一方、中央政府の報道官は28日、自治権停止に伴い州首相を罷免されたプチデモン氏について、12月21日に行われる州議会選への参加を認める方針を示した。ロイター通信のインタビューで述べた。
報道官は、プチデモン氏が28日のテレビ演説で中央政府の直轄統治に対する「民主的な抵抗」を呼びかけたことに触れ、「彼が選挙に参加すれば、民主的な抵抗になる」と述べた。
その上で、プチデモン氏が自身の罷免を認めなければ、「常識に基づいた措置をとる」と述べた。中央政府の統治を妨害した場合には、強硬措置も辞さない構えを示したものだ。反乱罪で有罪になると、最高で禁錮30年の刑罰が科される。
州議会選は、中央政府のラホイ首相が今月27日に実施を発表した。中央政府の直轄統治の下で州議会選を行い、新政府を発足させた後に自治権を復活させる狙いとみられる。
州議会選に参加する政党は、11月に届け出る必要がある。独立強硬派の政党からは、「われわれは独立国。スペイン政府が行う選挙に参加すべきでない」という意見が出る一方、穏健派は「州議会にとどまるべきだ」との声が強く、意見が分かれている。
保守系の全国紙ムンド(電子版)が29日に報じた同州の世論調査によると、州議会選挙を現在の政党構成で実施した場合、独立派が42・5%、反独立派が43・4%を得票する見込みで、支持は拮抗している。