王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

インド首相 新幹線工場を視察 「心待ち」 !!

2016-11-13 08:01:43 | 外交
印首相「新幹線心待ち」安倍首相と工場視察 神戸

先週は米国の大統領選と予想外のトランプ氏の当選でマスコミの報道はそこに絞られて特番が組まれてきました。
そんな中でインドの首相が日本を訪れていて11日には日印共同声明も出されていました。
ちっとも知りませんでした。

もっともこれは2014年頃から決まっている双方の外務官僚による協議の総仕上げの様なもので目新しいものはないようです。
日本は原発技術の輸出が可能になりました。それはとも角、今回は「ムンバイーアーメダバード間 500キロ」に新幹線方式の鉄道の導入を受けた上でインド首相による神戸にある川崎重工の新幹線工場の視察となったようです。
東京からの視察に安倍首相が新幹線に同席しての案内となった様で「大変なおもてなし」ですね。
残り6路線も採用にも影響が大きいトップセールスだったようです。
中国の新幹線方式を採用しなかったインドの目は鋭いものと感心しています。
一方ではパキスタンは共同声明の一部を取り上げ(多分国境未定地区に関する)日印共同声明は不要と非難していますから隣国間の外交は微妙なものですね。

2023年開業だそうですが部分開通などで日本の技術を前倒しで披露できるとよいですね。
成功を祈っています。


写真:川重工場を視察する日印首相

神戸新聞:
安倍晋三首相とインドのモディ首相は12日、神戸市を訪れ、新幹線を製造する川崎重工業兵庫工場(同市兵庫区)を視察した。安倍首相は、日本が誇る高速鉄道の輸出拡大に向け、トップセールスで日本の技術力をアピールした。

 高速鉄道計画を進めるインドは、西部の都市ムンバイとアーメダバード間約505キロで新幹線方式の導入を決定。2018年着工、23年開業を目指す。安倍首相は残り6路線での採用も働き掛ける。

 同工場は国内最大級の新幹線製造施設で、これまでに約4千の車両を出荷する。両首脳は、川重の金花芳則社長の説明を受け、東北新幹線「はやぶさ」などに使われる「E5系」車両の組立工場を視察。モディ首相は先頭車両の性能などを熱心に質問していた。

 2人は、神戸に向かう新幹線でも同席。視察の感想を問われたモディ首相は「新幹線の整備を心待ちにしている」と話し、安倍首相は「大変気に入っておられた」と手応えを感じていた。(高見雄樹)
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