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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

ソウル日本大使館前に「慰安婦」像!

2011-12-15 07:59:30 | 外交
日本大使館前の「慰安婦」像、韓国に撤去要求へ(読売新聞) - goo ニュース

昨日14日ソウルの日本大使館前に韓国の民間団体?が「慰安婦の像」を設置してしまいました。

この様な非礼なやり方は事前に十分な警告を与えて「設置させない」のが外交の上策と思いますが日本の政府と外務省はまずそれに失敗しました。

そもそも「慰安婦」問題は日韓基本条約締結の交渉中には両国から全く問題とされた過大ではありません。「竹島」の帰属問題がネックで韓国の担当者をして「爆破してしまいたい」と言わせたほどでした。
その竹島については11月26日のブログに書きましたが軍人を常駐させ、港湾施設を拡充し観光客を誘致しています。更に観光施設と大型船の桟橋建設を計画して実効支配を深化させています。
この韓国に対し野田首相は10月19日勧告に出向き朝鮮王室儀軌」の返還しついでに
ドルスワップ枠を130億ドル→700億ドルの拡大をしたのです。
一体何をしに言ったのでしょう?

そもそも「慰安婦」問題は92年宮沢元首相訪韓の直前に起きた話で宮沢氏は事実関係が確認される以前に時の大統領ノテウに4回も謝罪した。その後両国で「軍による系統的組織的連行」など何もない(石原信雄官房副長官談)にもかかわらず93年河野洋平官房長官は談話で「軍による強制連行」を認め謝罪した。
これが国辱を引き起こした大間違いの元である。これが元で安倍元総理も米国の大統領に謝罪する体たらく。
そしてついに「慰安婦の像」の設置である。
野田政権が革新政権であれば「藤村官房長官談話」で河野談話を取り下げ具体的証拠を韓国側に照明させれば良い。
さて野田政権は17日の李大統領の訪日を受け入れ「慰安婦像の撤去」は会談の議題に無いのだとか。
一体野田首相はどこの国の代表だよ?
ことは自民党政権かで起きた話だ。改めるに絶好の機会だろうに。

かくして日本国民は政府のご都合主義に名誉を汚されるのです。
公娼制度があって貧困の狭間で日韓の女性が売春婦とならざるを得なかった事実はお気の毒の限りです。それを軍が関与したと言うのは別の話です。
今でも韓国からあらゆる手段で日本に入国し性風俗店で働く韓国人男女が後を絶ちません。まして当時においておやと思うのですがね。
野田政権の重心が日本にあるのか韓国にあるのか確り見守りましょう。


写真:時事通信:慰安婦の少女時代を表現する像

読売新聞:
韓国・ソウルの日本大使館前にいわゆる従軍慰安婦問題を連想させる少女のブロンズ像が14日設置され、日本政府は即日、韓国政府に抗議した。

 武藤正敏・駐韓国大使が韓国外交通商省の 朴錫煥 ( パクソクファン ) 第1次官に少女像の早期撤去を申し入れたが、解決の糸口は見えていない。

 少女像は高さ1メートル20。韓国の民間団体「韓国 挺身 ( ていしん ) 隊問題対策協議会」が設置した。

 武藤氏は朴第1次官に対し、「建設が強行されたことは誠に残念だ」と強調した。早期撤去の要求は、大使館の保護などを定めたウィーン条約第22条2項を根拠としており、日本側は少女像の設置が「公館の威厳の侵害の防止」の責務に反するとの見解だ。

 これに対し、朴第1次官は「慰安婦問題は日本政府が解決に向けて努力すべきだ」と述べるにとどめた。
(引用終わり)
コメント (3)
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