王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

今年の漢字は「絆」

2011-12-13 08:31:06 | 東日本大震災
今年の漢字は「絆」=震災、なでしこなど反映―漢検協会(時事通信) - goo ニュース

昨日12日恒例の「今年の漢字」がにきまったそうです。
これもお約束の清水寺の舞台?の上で森清範貫主が大きな筆で「絆」と揮毫しました。
いつもながら見事な書と呼ぶか字ですね。

浜爺の思いは「東日本大震災」とそれに続く「福島原発事故」の被害を考え合わせれば「悲惨」とか「無残」或は「非情」との思いが強いのです。これは災難に遭った側の感じ方です。
それに対する国と政府の対応は「無能」とか「無責任」或は「破廉恥」だと感じていました。
まあこれでは力が湧かないし希望が湧きません。
それでも似たような発想をする方もいたようで「災」とか「辰」や「波」が2-3位以下で合ったようです。
さもありなん。分かるよ分かる!

「絆」は大切なものですが個人レベルと言うか仲間同士のつながりの感が強くて「この非常時に」国にこんなにも良くして貰ったなんて思えないし益々国や行政府は何をやっているんだ!との思いが先に来てしまうのですよ。

まあ最後の頼みが「絆」だと皆が思ったらそれなら同感できます。
はて「絆」と応募した方の思いはどうだったでしょうか。
来年は明るい前向きな文字が選ばれる世相になる事を願います。


時事通信:
漢字1文字で一年の世相を表す毎年恒例の「今年の漢字」が12日、「絆」に決まった。東日本大震災をはじめ台風やタイの大洪水など災害が相次ぎ、人と人の絆の大切さが見直されたことや、サッカー女子ワールドカップ(W杯)で初優勝した「なでしこジャパン」のチームワークなどが反映された。

 発表会場となった京都市東山区の清水寺では、森清範貫主が大きな「熊野筆」で「絆」と揮毫(きごう)した。13日午前10時から31日正午まで同寺本堂で一般公開される。

 森貫主は記者会見で、絆が選ばれることを予想していたとし、「この絆をもって皆さんが一つの心になり、日本をこれから力づけていただきたいという思いを込めた」と語った。その上で「来年はこの絆を受けて、力の出るような一字になればありがたいと思っている」と話した。 
(引用終わり)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする