普段、防災について考える機会の少ない学生さんたちが、明るい感覚で防災意識をシェアしようと、短い動画を作成しYOUTUBEでPRを試行錯誤するなかで、防災への意識が変わっていったようです。
内閣府がまとめた防災白書の「防災への取り組み」のデータでは、年齢が若いほど防災に取り組んでいる人の割合が低くなっています。一般の方も阪神淡路大震災や東日本大震災があった時は、防災意識が高かく備えも、ちゃんとしておられたのが、ある程度年数が経ち落ち着くと防災意識も薄れ忘れちゃうみたいです。
シェアと言えば、カーシェアリングやルームシェアなどが良く使われていますが、そこで大学生が災害から生き残るために、シェア防災に取り組みやすくて、どうしたら防災意識の無い学生世代に共感を得られ広められるか、今回、大学生と一緒に考えるテーマが「防災シェア」だったのです。
発信する動画も30秒以内という制約の中で、映像や情報を短くして作られています。Twitter も短い文章で綴られているように、若い世代はショートでないと見ないし飛ばしちゃうからです。これからの防災は、若い世代の行動力(動ける体)は非常に重要になって来ており、何しろデジタルネイティブに慣れ、ネットワークを上手く活用して速やかな対応が必要なのと、コンパクトで親しみやすい防災動画でという学生さんたちの意見が取り入れられている。