One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

錦織とナダルの壮絶なゲーム。

2014-01-21 20:11:00 | インポート

全豪オープンテニス、男子シングルス4回戦、錦織圭選手とラファイル・ナダル選手との試合は、中身の濃い3時間17分の壮絶な戦いでした。

下手をすれば、錦織選手が勝ってた試合かもしれなかった。しかし、ランキング1位のナダルだけあって、要所々のポイントは、ボディサーブで切り抜けていた。

今回の錦織選手は、マイケル・チャン新コーチのお陰で、かなり戦略的にも技術的にもレベルアップし、ベースラインから下がらず相手のライジングボールを打ち込み、早めに展開するなど積極的なテニスを行っており、また、メンタル面も以前のように途中で諦めたりすることもなく、最後まで集中力を持続させていたように思われる。

しかし、錦織選手はナダルを追い詰めながら肝心なところでミスショットが目立ち、さらなる精度を上げるためにもマイケル・チャンの指導法に素直に耳を傾けるべきです。

小さな体で欧米の大きな選手を倒して来た経験は錦織選手にとって、貴重なお手本であることは間違いなく、マイケル・チャンの必死になってベンチで応援する姿はまるで自分が戦っているような闘争心に満ちていた。

彼をコーチに招き入れたのは正しい選択で、彼の指導のもと、錦織圭選手がナダル、ジョコビッチ、マレー、フェデラーをグランドスラムで倒す日も近いと確信した。

錦織選手は、試合後、控室で号泣していたそうです。こういう悔しさがさらなる強さへと繋がる可能性を秘めている証拠です。

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