One-Leg Playerの奮闘記

障害を持っていても松葉つえ1本でいろんなスポーツにチャレンジしています。

対照的な二つの記事

2009-04-22 22:19:21 | インポート

センターのblog記事「自由ということは」と「口惜しくて何ともいえない思い」を読んで、前者は一部の障害のある人の中で様々な意見が言えるようになり、勝手に自由を解釈して自分に利することばかり言う人がよく見受けられると言う厳しい意見を述べられ、後者の方は、すべての障害のある人々にスポーツを通して健康の維持増進と社会参加をと言いながら、これらの障害のある人々とその家族の人達にこそ、健康の維持増進と社会参加を支援しなければならないのに、現実は容易に手の届かないところにおられると言うことが、口惜しく何とも言えない思いを持たれた、とても対照的な二つの記事でした。

同じセンター内のスタッフの方でも、これだけ捉え方が違うのを見て私が感じたのは、前者の方の記事で国際障害者年以降、障害のある人々に入る情報が増え、様々な機会を通して、様々な場面で、様々な意見が言えるようになり、自由と言う事は周囲の人々のことを気遣うとともに責任と義務を伴うことを理解し、誤った使い方をしないようにして欲しいと書かれいることはご尤もと思いますが、じゃあ貴方は自由という責任と義務を果たしておられますか?様々な意見が言えるようになるまでに、貴方はどんな働きをして来られましたか?と疑問が残るのです。

後者の方の記事は、心身に障害のある方と家族の問題を取り上げられ、障害者の一人として本人の苦しみや家族の大変さが共感でき、この方の優しさが不思議と伝わって来るのです。これは理屈ではなく私の感覚なのです。それと自分に利することばかり言う人は障害者ばかりでなく、一般の方にも多く見受けられますよ。

コメント
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