タカトウダイ(高燈台)
<学名:Euphorbia lasiocaula Boiss.>
トウダイグサ科 トウダイグサ属 多年草
<学名:Euphorbia lasiocaula Boiss.>
トウダイグサ科 トウダイグサ属 多年草
トウダイグサの仲間は 杯 状 花 序 という変わった形態の花を付けます。
本州以南に広く分布し、日当たりのよい荒地や畑、湿地などに
生える多年草。茎は通常1本で草丈は70cmほど。
生える多年草。茎は通常1本で草丈は70cmほど。
撮影日 2017.08.19: 群馬県
葉は、茎の中程はヘラ型で互生、茎の頂部の葉は丸みの強い
ヘラ型で5枚ずつ輪生する。
葉は細長く、長さ5~6cmで幅5~7mm。縁と両面には微細な毛がある。
茎頂には3~7枚の葉が輪生するが、変異が多い。
ヘラ型で5枚ずつ輪生する。
葉は細長く、長さ5~6cmで幅5~7mm。縁と両面には微細な毛がある。
茎頂には3~7枚の葉が輪生するが、変異が多い。
花期6月~8月。茎の頂部からは放射状に花茎を伸ばす。
散生枝の枝頂には3個の葉が輪生し、ふつう3個の花枝が出て
杯状花序がつく。杯状花序の下の苞葉は菱状卵形。
苞葉の中に黄色い花を複数つける。
1つの雌花といくつかの雄花からなっている。
雄花の花弁に見えるものは腺体であり、
4つの雄花が集まっているので花弁の形に見えている。腺体の色は、淡橙色から飴色といった感じである。
蜜で濡れた黄色の腺体と総苞に囲まれた雄花群からは、
1個の雄蕊を持つ雄花3個が雄蕊を出して花粉を放出する。
4つの雄花の間から花柄が曲がって下垂気味に雌花が出てくる。
子房の表面は鈍頭の突起により覆われている。
散生枝の枝頂には3個の葉が輪生し、ふつう3個の花枝が出て
杯状花序がつく。杯状花序の下の苞葉は菱状卵形。
苞葉の中に黄色い花を複数つける。
1つの雌花といくつかの雄花からなっている。
雄花の花弁に見えるものは腺体であり、
4つの雄花が集まっているので花弁の形に見えている。腺体の色は、淡橙色から飴色といった感じである。
蜜で濡れた黄色の腺体と総苞に囲まれた雄花群からは、
1個の雄蕊を持つ雄花3個が雄蕊を出して花粉を放出する。
4つの雄花の間から花柄が曲がって下垂気味に雌花が出てくる。
子房の表面は鈍頭の突起により覆われている。
花後、腺体は橙色~褐色~枯れて黒色となり、
下向きに曲がっていた花柄は直立する。
扁球形の果を結び、さく果の直径は、約2.5mm。
下向きに曲がっていた花柄は直立する。
扁球形の果を結び、さく果の直径は、約2.5mm。
秋には茎葉が美しく赤く紅葉する秋の湿原の草紅葉のひとつ。
茎や葉を傷つけると白い乳液を出す。全草にわたり(特に根茎)有毒であり、毒の主成分はジテルペンのユーホルニンである。
この乳液に触れると炎症を起こす場合がある。
中毒症状としては嘔吐、腹痛、下痢など。
背の高いトウダイグサの意で和名になっている。