オミナエシ(女郎花)
<学名:Patrinia scabiosifolia Fisch. ex Trevir.>
スイカズラ科 オミナエシ属 多年草
撮影日 2017.8.19: 群馬県
秋の七草の一つ。
沖縄をのぞく日本全土に分布。山野の日当たりの良い
草地に生える人里の植物。
根茎は横に這い、株のそばに新苗をつくってふえる。
草丈は60~100 cm程度で夏までは根出葉だけを伸ばし、
その後花茎を立てる。
葉は羽状に裂け対生し、やや固くてしわがある。
花期は8〜10月、茎の上部はよく分枝し、黄色の花を
散房状に多数つける
散房状に多数つける
筒部の下の子房には小苞が接している。雄しべは4個。
花柱は1個。
果実は長さ3〜4mmの長楕円形で、オトコエシのような大きな翼はない。
同属のオトコエシに比べて弱々しいく女性的
ということで名前の「オミナ」は「美しい女性」の
意味だそうす。
ということで名前の「オミナ」は「美しい女性」の
意味だそうす。
万葉の昔から愛好され、前栽、切花などに用いられてきた。
漢方にも用いられる。
全国の草地や林縁に普通な植物であったが、
現在では放棄された場所が多く、そのために自生地は
非常に減少している植物の1つである。
撮影日 2016.8.20: 群馬県