物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

ホソエノアザミ

2020-09-08 05:00:00 | キク科

ホソエノアザミ(細柄野薊)
<学名:Cirsium tenuipedunculatum Kadota>
キク科 アザミ属 多年草

(ナンブアザミ節カガノアザミ亜節)

 

 

撮影日 2020.08.30: 群馬県

分布は狭く、関東地方と中部の東側に限られる。分布パターンから、
富士箱根要素フォッサマグナ要素の植物です。


丈は1~1.5m、上部で広角度で枝を分けます。葉は20~40cmの
狭楕円形~狭卵状披針形で、羽状中~深裂し、裂片は必ず開出して
鋭い1cmほどの刺があります。基部は茎を抱かない。


花期に根生葉はありません。多数で小型の頭花を下向きに咲かせ
総苞中片と外片が開出するアザミ



頭花は葉腋から細い花茎を伸ばして総状に付き、横向きかやや下向き、
総苞は狭筒形で、片は11-12列、先は長く開出し、ゆるく反曲します。

ふつう腺体はなく、粘らない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« シドキヤマアザミ | トップ | ヤツタカネアザミ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

キク科」カテゴリの最新記事