ホタルブクロ(蛍袋)
<学名:Campanula punctata Lam.>
キキョウ科 ホタルブクロ属 多年草
<学名:Campanula punctata Lam.>
キキョウ科 ホタルブクロ属 多年草
撮影日 2018.05.27: 群馬県
ちょっと前になりますが、まだ蕾でした。
そろそろ咲きだしているかと思い行ってみました。
ホタルブクロ、綺麗に咲いていました。
ホタルブクロ、綺麗に咲いていました。
北海道西南部から九州にかけてのやや乾燥した草原や道ばた
などでよく見られる高さ30cmくらいの多年草。
全体有毛(茎には粗い開出毛がある。)で匍匐枝を横に出して
増え、そこから茎を直立させて株が広がっていきます。
などでよく見られる高さ30cmくらいの多年草。
全体有毛(茎には粗い開出毛がある。)で匍匐枝を横に出して
増え、そこから茎を直立させて株が広がっていきます。
根生葉は長い柄があり、卵心形で花期には枯れる。
茎葉は互生し、長さ5~8cm、幅1.5~4cmの三角状卵形または
披針形でふぞろいの鋸歯がある。
茎葉は互生し、長さ5~8cm、幅1.5~4cmの三角状卵形または
披針形でふぞろいの鋸歯がある。
花期6~7月。初夏に花茎を延ばし数個の釣り鐘型の花を
穂状につける。
穂状につける。
撮影日 2018.05.27: 群馬県
花は柄があって、うつむいて咲く。
花冠は淡紅紫色または白色で濃色の斑点があり、
先は浅く5裂する。
花冠は淡紅紫色または白色で濃色の斑点があり、
先は浅く5裂する。
花色には変化があり、赤紫のものと白とがあって、関東では
赤紫が、関西では白が多いといわれています。
赤紫が、関西では白が多いといわれています。
萼と萼との間にある付属体が反り返っているのが特徴。
〔 萼片の湾入部(萼と萼との間)には反り返った部分
(付属体)がある。 〕
〔 萼片の湾入部(萼と萼との間)には反り返った部分
(付属体)がある。 〕
近畿以東の山地には萼片の湾入部に付属体のない
ヤマホタルブクロという変種がある。
ヤマホタルブクロという変種がある。
山間部では人里にも出現する野生植物であるが、
美しいので山野草として栽培されることも多い。
暑さには弱い一方、日陰でもよく育つ。
美しいので山野草として栽培されることも多い。
暑さには弱い一方、日陰でもよく育つ。
トーローバナ、チョウチンバナ、チョウチン、フクロバナ、
ツリガネソウなどの別名があります。
ツリガネソウなどの別名があります。
和名の語源には、以下の2つの説があります。
① 子どもがホタルブクロの袋のような花にホタルを入れて
遊んだことに由来する。
② 火垂る(ほたる)が語源という説
ホタルブクロの花が手に持つ提灯に似ていることから、
「火垂る袋」と呼ばれるようになった。
≪虫の蛍も、「火垂る」が語源ではないかと言われている。≫
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