ヤマラッキョウ(山辣韮)
<学名:Allium thunbergii G.Don>
ヒガンバナ科 ネギ属 多年草
(ネギ属は最新APGⅢの分類ではユリ科からヒガンバナ科とされた)
たくさん咲いていました。
撮影日 2020.10.03: 群馬県
福島県以南の山地、湿原など、比較的湿潤な草原に生育する多年草。
地下には球根があり、根際から長さ20~50㎝、幅2~5㎜の円柱状をした
細い根出葉を出す。
揉むとニラのような匂いがする。
花期 9月~11月
30~50cmの中空の花茎の先に紅紫色の長い花柄を持つ小さな花を球状に
たくさんつける。
雄しべは6個、花被片から長く突き出る。雌しべ1個、基部に蜜腺が
3個ある。
和名は、山に生える辣韮(ラッキョウ)ということで、
食用のラッキョウに似ているとの意味。
食べられないことはないが食用にはされていない。