物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

5月の記事

2019-06-14 22:42:01 | お知らせ~総合案内所

 

いくつかブログを分けていますので 他でどんな記事を載せているのか チョットばかり紹介します。

(5月の記事リスト)

物臭狸の『草木見聞録』  https://ameblo.jp/hanano500/

  6/8・キョウガタケスミレ観察記   6/2・キョウガタケスミレ速報  

  5/29・フイリタナオスミレの観察  5/28・ギフチョウ(?)  

  5/28・JSXA宇宙空間観測所     5/14・ウスバシロチョウ  

  5/6・10年ぶり再開(ゲンジスミレ)

 

物臭狸の『すみれ world』 http://sumire500.livedoor.blog/

 6/8・キョウガタケスミレ観察記録  6/7・キョウガタケスミレ

  6/2・キョウガタケスミレ速報    5/30・タナオスミレ

   5/29・フイリタナオスミレ      5/29・ミヤマスミレ

  5/28・シロバナタチツボスミレ-2   5/28・シロバナタチツボスミレ

 5/24・ミヤマツボスミレ       5/24・フイリフモトスミレ

  5/24・フモトスミレ         5/24・ナガバノアケボノスミレ

  5/24・アカフタチツボスミレ     8/24・タカオスミレ

  5/24・ナエバキスミレ         8/24・ノジスミレ-2

  5/24・ノジスミレ          8/24・ニオイタチツボスミレ-2

  5/24・ニオイタチツボスミレ     8/24・ナガバノスミレサイシン

  5/24・ナガハシスミレ         8/24・ニョイスミレ-2

 5/24・ニョイスミレ         8/24・タデスミレ

 5/24・タチツボスミレ-3            8/24・タチツボスミレ2

 5/24・タチスミレ          8/24・スミレサイシン

  5/24・スミレ-2                8/24・スミレ

  5/6・ゲンジスミレ          8/5・ゲンジスミレ

  5/1・フイリタナオスミレ              

 

物臭狸の『雑草日記』   https://sumire500.blog.fc2.com/

 6/12・イタチハギ         6/9・ハルジオンとヒメジョオン

  5/22・マツヨイグサ        5/22・シリーズ春の雑草⑤オッタチカタバミ

   5/20・シリーズ春の雑草④ツボミオオバコ  5/17・ハルジオン

  5/17・シリーズ春の雑草③ハルジオン    5/15・シリーズ春の雑草②アカバナユウゲショウ

  5/14・シリーズ春の雑草①コマツヨイグサ 

 5/13・野豌豆6  5/13・野豌豆5            

  5/13・野豌豆4  5/13・野豌豆3              

  5/13・野豌豆2   5/13・野豌豆1 


マルミノヤマゴボウ ~2019~

2019-06-14 18:00:00 | ヤマゴボウ科

マルミノヤマゴボウ(丸実の山牛蒡)

<学名:Phytolacca japonica Makino>

 ヤマゴボウ科 ヤマゴボウ属 多年草

 

 

今年も咲いていました。 環境省(国)としての指定はありませんが

群馬県では絶滅危惧ⅠA類(CR)に また、多くの県で絶滅危惧の指定を

されています。

関東以西から四国、九州の山地林縁に分布する多年草。

根は太く塊根状。茎は緑色で丸く、100~150cmで直立。

 撮影日 2019.06.08: 群馬県

葉は互生、長い柄があり、長さ10~15cm、幅5~10cmの 長楕円形から

卵状長楕円形で、全縁、鋭尖頭、無毛。

 花期は6~9月。円錐花序を直立してつけます。ヨウシュヤマゴボウと 異なり、花序は下垂しません。

 帰化種のヨウシュヤマゴボウは花序が下垂するので簡単に見分けられます。

  ヨウシュヤマゴボウ ◎

花序長は10~20cm。花茎は薄緑で、 果期には濃紅色になります。

1~3cmの柄の先に花を多数付ける。花には花弁がなく、5個の 萼片のみで、径約8mm。白から淡紅色で、やがて濃紅色になる。 心皮は7~10個で合生(ヤマゴボウは離生)。葯は白色です。

 

 果実は液果です。多心皮の雌しべ7~10個が合着した扁平な球形で、 径約8mm。熟すと黒紫色になります。種子は約3mmの腎臓形で 光沢がある黒色、同心円状の細い横条線があります。

 

 

 


名の由来は、ヤマゴボウ( Phytolacca acinosa Roxb.)に対して、 分果を作らない球果(丸い実)である事から。 実が分果せず丸いヤマゴボウという意

よく「山牛蒡」の名前で漬物として売られているものがありますが それはアザミの根っこです。 ヤマゴボウ科のものではありません。ヤマゴボウ科のものには毒成分が 含まれているようですので注意してください。


タチカメバソウ ~2019~

2019-06-14 06:21:17 | ムラサキ科

タチカメバソウ(立亀葉草)

<学名:Trigonotis guilielmii (A.Gray) A.Gray ex Gurke>

ムラサキ科  キュウリグサ属  多年草

 

 

 

撮影日 2019.05.26: 長野県

 

北海道、本州の山地の渓谷の湿った場所に生育

スミレを見に行く途中に群落があります。

沢沿いの道端に群生していました。 小さい花ですがなかなかきれいな花です。

茎は直立して高さ20~40cm、茎に圧毛が生え、やわらかく細長い。

葉は互生、卵形から広卵形で、長さ3~7cm、幅1.5~3cm、全縁。 下部の葉の葉柄は長く、上部の葉柄は短い。

 

花期は5~6月。茎先にふつう2又になる花序(先が巻いたさそり型花序)に 花をまばらに8-15個つけ下方から開花する。

 

花序は成長に従って巻いていたものがまっすぐに伸び小花柄は 長さ1~1.5cmある。

 

大きさは違いますがキュウリグサの花と良く似ています。

 

萼は緑色で5深裂し、裂片の先は鋭くとがる。 花は白色または淡青紫色で、径7~10mm、花冠は車型で、 5裂して平らに開き、花冠喉部に5裂した黄色の付属体がつく。

 

 


名前は "茎が立ち、葉が亀の甲羅に似ている" ことによる

 

どうですか。亀の甲羅の形に見えるでしょうか。