物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
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サンリンソウ

2019-06-24 05:00:00 | キンポウゲ科

サンリンソウ (三輪草) 

 <学名:Anemone stolonifera Maxim.>

キンポウゲ科 イチリンソウ属 多年草

 

 

 

中部地方以北、北海道の亜高山やブナの林縁や 林床に生える多年草。

地下に太く短い根茎をもち、 細く長い走出枝を出して繁殖し、群落を作ることが多い。

 

 撮影日 2019.06.16: 長野県

根出葉は3出複葉で、側小葉はさらに2深裂する。 茎は高さ15~30cm。

茎葉は3枚が輪生し、白い斑点はなく、 短いがはっきりした柄がある。

 ニリンソウが輪生する茎葉に葉柄がないのに対して、 本種は短い柄をもつ。

また、ニリンソウにみられる葉の小さな斑がないので 区別できます。

 花期は6~7月、花茎は15~30cmで、白い花弁状の 萼片を持つ花をつける。

 花は径1.5cmで、萼片は普通5枚ある。

 


 1本の茎から3輪の花をつけることが三輪草の名の由来と なっているが、

必ずしも3輪とは限らず、1~4輪つく。