物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

ヤマラッキョウ

2014-10-10 09:18:15 | ユリ科
榛名でたくさん咲いていました。

 
 
ヤマラッキョウ(山辣韮)<学名:Allium thunbergii G. Don>
ユリ科ネギ属

福島県以南の山地、湿潤な草原等に生える多年草。
地下には球根があり、根際から長さ20~50㎝、幅2~5㎜の円柱状をした細い葉を出す

撮影日 2014.9.28: 群馬県
 
花期 9月~11月


茎の先に紅紫色の花を球状にたくさんつける。
長い花柄を持つ小さな花を多数つける。
 
蕾がかわいいですね。

花被片は6個、紅紫色で先が円く、平開しない。

雄しべは6個、花被片から長く突き出る。雌しべ1個、基部に蜜腺が3個ある

 

 
花の色には地域差があり、稀に白花もある。
 
今年は見ていないので過去に撮ったものをご覧ください。

撮影日 2007.10.7: 群馬県
(白花品種は別名をシロバナタマムラサキ{白花玉紫}と呼ばれる。
学名は Allium thunbergii G. Don form. albiflorum (Nakai) Honda)

和名は、山に生える辣韮(ラッキョウ)ということですが、
食べられないことはないが食用にはされていない。