物臭狸の『花日記』

YAHOOから引っ越してきました。
色々な植物たちを紹介しています。

クサノオウ  <Chelidonium majus L. var. asiaticum Hara>

2009-05-28 23:33:10 | ケシ科
瘡(くさ・丹毒(たんどく)のこと)を治す薬草であるということから{瘡の王}という。
又は 草の黄として傷つけると黄色い汁が出るからとも言います。


高さ50cmぐらいで全体に白い毛が生えています。

草の王は今の時期に黄色い4弁花をつけるケシ科の越年草です。


1本の雌しべの周りにたくさんの雄しべが見えます。

一昨年こんな花を見つけました。


時々このように花弁に切れ込みのある花が見つかるようです。

花弁の切れ込みがある他はクサノオウと代わり有りません。



先日鬼石のポピーの花畑に行ってきた姉が写真を持ってきました。



他のものは切れ込みが無いのにこの株だけ花びらに切れ込みがあったそうです。


いったいどうしてこのような花ができるのでしょうか。
生態的な変異のような気がしますがいかがなものでしょうか。